MISC

2014年2月

軽水炉燃焼組成の核データ感度データベース

JAEA-Data/Code 2013-019
  • 大泉 昭人
  • ,
  • 神 智之*
  • ,
  • 横山 賢治
  • ,
  • 石川 眞
  • ,
  • 久語 輝彦

開始ページ
278
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-data-code-2013-019

過去の軽水炉燃料から将来想定される軽水炉燃料(PWR及びBWRにおけるUO$_{2}$燃料及びMOX燃料の代表的燃料ピン仕様)の燃焼後燃料組成について、一般化摂動論に基づいた燃焼感度解析を行った。この解析においては、我が国の最新の核データライブラリJENDL-4.0と汎用炉心解析システムMARBLEを用い、主要な核種である、35個の核分裂生成物と18個の重核種の燃焼後数密度について、多群(107群)断面積、半減期及び核分裂収率に対する感度係数を算出した。算出した感度係数については、データベースとして電子ファイルをCD-ROMに格納した。本報告書では、重要な結果を包括的に示すとともに、個々の燃焼感度係数について、物理的なメカニズムを詳細に考察した。本報告書にまとめた感度係数は、核データ共分散や照射後試験データを組み合わせることによって、verification \& validation等への要求に応えることが可能となる。また、核データに起因した不確かさを要因別に評価できるため、設計合理化のための方策を検討する上で、物性データの精度向上を目指した、核データ測定への提案や炉物理実験のニーズの抽出を行うために有効なデータベースとなることが期待される。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-data-code-2013-019
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5042887
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-data-code-2013-019

エクスポート
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