論文

査読有り
2018年3月

最小分散不偏推定に基づく次元削減炉定数調整法

Journal of Nuclear Science and Technology
  • 横山 賢治
  • ,
  • 山本 章夫*
  • ,
  • 北田 孝典*

55
3
開始ページ
319
終了ページ
334
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1080/00223131.2017.1397563

次元削減に関する技術を応用して炉定数調整法の新しい理論式を導出した。この新しい理論式を次元削減炉定数調整法(DRCA)として提案する。DRCAの導出は最小分散不偏推定(MVUE)に基づいており、正規分布の仮定を必要としない。DRCAの結果は、ユーザが定義する行列で指定する次元削減後の特徴空間に依存する。このため、DRCA1, DRCA2, DRCA3という3種類の次元削減炉定数調整法を提案する。数式による検討及び数値計算による検証を行ったところ、DRCA2は、現在広く使われている炉定数調整法と等価になることが分かった。更に、DRCA3は、以前の研究で提案した最小分散不偏推定に基づく炉定数調整法と等価になることが分かった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1080/00223131.2017.1397563
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5059996
ID情報
  • DOI : 10.1080/00223131.2017.1397563
  • ISSN : 0022-3131

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