

横山 詢
ヨコヤマ ジュン (Jun YOKOYAMA)
更新日: 06/13
基本情報
- 所属
- 東京大学 大学院学際情報学府 文化・人間情報学コース 博士課程
- 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(DC2)
- 学位
-
修士(教育学)(2024年3月 東京大学)
- 連絡先
- yokoyama-jun
g.ecc.u-tokyo.ac.jp
- J-GLOBAL ID
- 202401009213681608
- researchmap会員ID
- R000075542
近代日本における盆栽とナショナリズムとの相互的・循環的な関係性(特には、盆栽によって駆動されるナショナリズム、およびナショナリズムによって駆動される盆栽文化/趣味)が主な研究対象・関心です。
もっとも、盆栽とナショナリズムの(歪な)関係は近代日本に限った話ではありません。戦前・戦中とはまたちがう戦後独特のナショナリズムがどのように醸成されたのか、盆栽文化が世界に拡散するのに伴って〈日本的なるもの〉はどのように変容した(している)のか、〈日本的美意識〉は〈日本人〉以外に(あるいは、〈日本人〉にさえも)共有可能か、など、盆栽とナショナリズムをめぐる問いは現代にも近代以前にも溢れています。
以上のような課題や問いに、教育学的および美学的な思考をもって対峙することを基本的な姿勢としています。
盆栽から離れたところでは、アイドルグループをはじめとした日本のポップカルチャーが「日本的」な枠組みに回収されていってしまう過程にも注目しています。
そのほか、英語教育学をバックグラウンドに持っていることも関係して、(英語)教育政策、公共性論、演劇理論、語用論、言語社会学にも関心があります。
やや大胆にまとめてしまえば、文化的・芸術的なものを共有・分有する仲間内での連帯・紐帯・協同、一方でその「仲間」に含まれない存在への敵対性・暴力・排除・差別、そしてそのような関係性で育まれる〈文化〉なるもの全般に強く関心を持っているのだと思います。
研究分野
2論文
3-
歴史民俗研究 (23) 11-36 2025年3月 査読有り
-
社会教育学研究 60(2) 59-66 2024年12月 査読有り
-
東京大学大学院教育学研究科(生涯学習基盤経営コース)2023年度修士論文 2024年1月
講演・口頭発表等
5-
日本雑草学会第64回大会 2025年3月25日
-
日本雑草学会第64回大会 2025年3月24日
-
戦時における身体メディア芸術の力――興隆・淘汰の歴史と現状(国際シンポジウム) 2025年1月25日 名古屋大学大学院人文学研究科附属超域文化社会センター
-
近現代〈盆栽趣味〉の広がりと性格-150年の流動性(公開シンポジウム) 2024年11月2日 昭和女子大学近代文化研究所 招待有り
-
Cultural Typhoon 2024 2024年9月22日
受賞
2MISC
3-
日本雑草学会第64回大会講演要旨集 93-93 2025年3月
-
日本雑草学会第64回大会講演要旨集 48-48 2025年3月
-
昭和女子大学近代文化研究所紀要 (20) 3 2025年3月
所属学協会
5-
2025年6月 - 現在
-
2025年1月 - 現在
-
2024年7月 - 現在
-
2024年4月 - 現在
-
2024年4月 - 現在
担当経験のある科目(授業)
2-
2025年4月 - 現在
-
2025年4月 - 現在
経歴
6-
2025年4月 - 現在
-
2025年4月 - 現在
-
2025年4月 - 現在
-
2024年10月 - 2025年3月
-
2022年9月 - 2023年9月
-
2018年11月 - 2018年12月
学歴
2-
2024年4月 - 現在
-
2021年4月 - 2024年3月
共同研究・競争的資金等の研究課題
3-
日本雑草学会 研究課題補助事業(2025年度研究助成) 2025年4月 - 2028年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 2025年4月 - 2027年3月
-
公益財団法人 窓研究所 2024年度助成事業 2025年4月 - 2027年3月
その他
5-
2025年1月東京大学 大学総合教育研究センターが提供する、「大学で教えること」に特化した指導力を養成するプログラムを修了。授業立案(クラスデザイン、コースデザイン、シラバス作成、等)・授業実施(効果的な教授、アクティブラーニング促進、教員の立ち居振る舞い、等)・授業後(ふりかえり、評価法、等)それぞれに関わる、大学の授業で必要となる各種スキルを演習を通して総合的に修得。東大FFPとは:https://utokyofd.com/ffp/about/
-
2021年3月教育に関わる現代的課題を扱う授業科目のうち教育哲学、社会福祉、情報モラル、生涯学習論、美的教育等に関わるものを横断した学びを通し、複雑な教育課題に柔軟に対応することができる指導技術・学修能力を養成するプログラムを修了。 成果報告会ページ:https://tinyurl.com/ymazsf7y
社会貢献活動
1