基本情報

所属
東京大学 大学院学際情報学府 文化・人間情報学コース 博士課程
独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(DC2)
学位
修士(教育学)(2024年3月 東京大学)

連絡先
yokoyama-jung.ecc.u-tokyo.ac.jp
J-GLOBAL ID
202401009213681608
researchmap会員ID
R000075542

近代日本における盆栽とナショナリズムとの相互的・循環的な関係性(特には、盆栽によって駆動されるナショナリズム、およびナショナリズムによって駆動される盆栽文化/趣味)が主な研究対象・関心です。

もっとも、盆栽とナショナリズムの(歪な)関係は近代日本に限った話ではありません。戦前・戦中とはまたちがう戦後独特のナショナリズムがどのように醸成されたのか、盆栽文化が世界に拡散するのに伴って〈日本的なるもの〉はどのように変容した(している)のか、〈日本的美意識〉は〈日本人〉以外に(あるいは、〈日本人〉にさえも)共有可能か、など、盆栽とナショナリズムをめぐる問いは現代にも近代以前にも溢れています。

以上のような課題や問いに、教育学的および美学的な思考をもって対峙することを基本的な姿勢としています。

盆栽から離れたところでは、アイドルグループをはじめとした日本のポップカルチャーが「日本的」な枠組みに回収されていってしまう過程にも注目しています。

そのほか、英語教育学をバックグラウンドに持っていることも関係して、(英語)教育政策、公共性論、演劇理論、語用論、言語社会学にも関心があります。

 

やや大胆にまとめてしまえば、文化的・芸術的なものを共有・分有する仲間内での連帯・紐帯・協同、一方でその「仲間」に含まれない存在への敵対性・暴力・排除・差別、そしてそのような関係性で育まれる〈文化〉なるもの全般に強く関心を持っているのだと思います。


論文

  3

講演・口頭発表等

  5

MISC

  3

所属学協会

  5

担当経験のある科目(授業)

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3

社会貢献活動

  1

その他

  5