2018年11月8日
石黒宗麿の天目茶碗 発見
- 種別
- 新聞・雑誌
- 執筆者
- 本人以外
2018 年 4 月より、石黒宗麿(1893~1968)が遺した工房・住居「八瀬陶窯(京都市左京区/2003 年から本学 が管理)」と、残された陶片を検証・分析し、作陶技法や変遷、活動や人的ネットワークについて調査・研 究を続けてきた。石黒没後 50 年の節目となる 2018 年 6 月、登り窯の調査において、焼成時の「サヤ」 に納められた状態の「木葉天目茶碗」を登り窯第 2 室から発見。また周辺から「灯油窯」や「楽窯」も発見 され、これまで明らかになっていなかった石黒の作陶の様子を知る手がかりとなった。