2021年5月
帝京大学におけるオンライン授業による統合型演習の実践 ―薬学生300人を対象とした問題基盤型学習による症例検討―
薬学教育
- 巻
- 5
- 号
- 開始ページ
- n/a
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
- DOI
- 10.24489/jjphe.2020-071
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本薬学教育学会
帝京大学薬学部では,4年次に統合型の演習科目「薬学統合演習1」を開講し,約300名の学生を対象に講義室内で薬物治療症例の問題基盤型学習を行っているが,2020年度はCOVID-19のパンデミックによりオンライン形式での遠隔授業として行うことになった.オンライン授業はオンライン会議システムと学習管理システムを組み合わせて用いて実施し,症例検討のスモールグループディスカッションはオンライン会議システムのブレイクアウトルーム機能を利用して行った.また,症例シナリオや授業の実施内容を極力変えず,履修者全員が確実に授業に参加できるよう考慮して授業を行った.授業終了後に学生が得られたと感じた学修成果や授業の満足度は,従来の授業と比べて差異がなかったことから,本演習をオンライン形式で行った場合でも,対面形式と遜色ない学修成果が得られたものと考えられた.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.24489/jjphe.2020-071
- ISSN : 2432-4124
- eISSN : 2433-4774
- CiNii Articles ID : 40022819667
- CiNii Articles ID : 130008068902
- CiNii Articles ID : 40022686161
- CiNii Research ID : 1390007381131923328