共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2018年3月

アカマツ松葉由来生理活性物質の探索による森林資源の高付加価値化

筑波大学  つくば産学連携強化プロジェクト  

担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
1,000,000円
(直接経費)
0円
(間接経費)
0円
資金種別
競争的資金

本研究は森林資源の中で食資源として有望なアカマツについて、その各部位における機能性成分を網羅的に解析する一環としてアカマツ松葉中の機能性成分の解明を行うものである。
アカマツ中の低分子化合物については、森林総合研究所でアカマツ松葉より様々な抽出法によりアカマツ松葉からの成分液の調製を行う。その後、抽出液の機能性については筑波大学で検定を行うとともに、その機能性成分の単離精製を進める。単離後の構造解析は両組織の分析機器を用いて解析を行う。
またアカマツ松葉細胞壁から多糖類であるヘミセルロースの単離精製は森林総合研究所で行う。筑波大学では単離された各種多糖類の免疫賦活活性についてカイコを用いた生物検定により確認し、多糖類の構造とその機能性の相関について解析を進める。