論文

1994年1月20日

希薄高速プラズマ流中での衛星周辺における波動現象

電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
  • 岡田 雅樹
  • ,
  • 大村 善治
  • ,
  • 松本 紘

93
411
開始ページ
41
終了ページ
48
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
社団法人電子情報通信学会

宇宙空間では、衛星によって宇宙プラズマの電磁環境を観測する際、衛星自身による擾乱と自然現象との見分けがつきにくい場合がある。そのような場合に、衛星周辺に生じる現象を計算機上で再現する計算機実験という手法が有効である。太陽風のような無衝突プラズマを取り扱うためには、プラズマを構成している電子およびイオンをそれぞれ個別の粒子として扱い、同時に電場と磁場をマックスウェル方程式に従って時間的に解き進める電磁粒子コードを用いる。本研究では、太陽風中におけるような高速プラズマ流の衛星がさらされた場合に衛星近傍に形成されるイオン音波衝撃波に関する実験を行なった結果について報告する。また、衛星からの光電子の放出がイオン音波衝撃波の発生に与える影響について述べる。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003248187
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060764
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110003248187
  • CiNii Books ID : AN10060764

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