共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年 - 2013年

クラス指向グラフパターン設計手法の開発とグラフマイニングへの応用

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
23500182
体系的課題番号
JP23500182
配分額
(総額)
5,200,000円
(直接経費)
4,000,000円
(間接経費)
1,200,000円

本研究課題では、グラフパターンクラスの設計手法とグラフパターンの多項式時間学習アルゴリズムを開発し、主として次の2つの結果を得た。
(1) 現実に最もよく現れるグラフ構造は木構造である。我々は、辺縮約に基づくグラフ構造の新しいパターン表現「木縮約パターン」を提案し、そのクラスが正データから多項式時間機械学習可能となる条件を示した。さらに、計算困難性・近似困難性についても議論し、木縮約パターンの限界を明らかにした。
(2) グラフ文法の一つである形式グラフ体系(FGS)に対して、高い表現力と高速な機械学習を両立させるグラフパターンクラスが形式グラフ体系のクラスとの関連で議論できることを示した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23500182/23500182seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23500182
ID情報
  • 課題番号 : 23500182
  • 体系的課題番号 : JP23500182