2020年4月 - 2024年3月
免疫療法関連副作用における自己抗体と免疫細胞活性化の関連を明らかにする
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、抗CD74自己抗体と免疫チェックポイント阻害剤により起きる免疫関連有害事象 (irAE)肺臓炎の関連性について、主に培養細胞や抗体、患者血清を用いて詳細な解析を加える事により、抗CD74自己抗体が肺線維症を引き起こすメカニズムを解明することを目的とする。2020年度は以下の研究を実施した
1) 日本人のirAE肺臓炎8症例と非肺臓炎症例22症例の血清を使用して、抗CD74自己抗体のELISA測定系を確立した。
2) 市販の抗CD74抗体を使用して、ヒトマクロファージ培養細胞の刺激実験を行い、サイトカインの測定、mRNAの発現について検討した
3) 日本人のirAE肺臓炎8症例の血清を使用し、治療前後のサイトカインの測定を実施した。
2021年度は、患者由来の抗CD74抗体を含むIgGを抽出し、ヒトマクロファージ細胞刺激実験を進めていく予定である。
1) 日本人のirAE肺臓炎8症例と非肺臓炎症例22症例の血清を使用して、抗CD74自己抗体のELISA測定系を確立した。
2) 市販の抗CD74抗体を使用して、ヒトマクロファージ培養細胞の刺激実験を行い、サイトカインの測定、mRNAの発現について検討した
3) 日本人のirAE肺臓炎8症例の血清を使用し、治療前後のサイトカインの測定を実施した。
2021年度は、患者由来の抗CD74抗体を含むIgGを抽出し、ヒトマクロファージ細胞刺激実験を進めていく予定である。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K07669
- 体系的課題番号 : JP20K07669