2013年5月23日
CalDAVを軸としたカレンダの共有を支援するシステムの提案 (モバイルネットワークとアプリケーション)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
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- 巻
- 113
- 号
- 56
- 開始ページ
- 31
- 終了ページ
- 36
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
個人のカレンダに含まれる情報は,他者と共有することで,より有益に活用できる.しかし,個人のカレンダにはプライベートな予定情報が含まれるため,単にすべての情報を共有することは好ましくない.既存カレンダシステムのカレンダ共有の仕組みでは,カレンダに含まれる情報と共有したいグループの組み合わせに対応させ,目的に応じて予定情報を共有することは難しい.例えば,個人のカレンダの17時以前の予定情報のみを職場で共有し,17時以降の予定情報のみを家族で共有するといったことができない.そこで,目的に応じた予定情報の共有を表現するモデルとして仮想カレンダを提案する.また,仮想カレンダを既存カレンダシステムと親和性の高い方式で実現するための設計と処理の流れを述べる.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 201302237570395739
- CiNii Articles ID : 110009771406
- CiNii Books ID : AA12618946