2006年6月5日
DHCPサーバを用いた利用者管理システムの提案
情報処理学会研究報告. DPS,マルチメディア通信と分散処理研究会報告
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- 巻
- 127
- 号
- 61(DPS-127)
- 開始ページ
- 31
- 終了ページ
- 36
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
オフィスのLAN環境において,接続計算機の利用責任者,所在,使用IPアドレス,MACアドレス,導入済ソフトウェアなどを厳格に管理することが求められている.これは,情報漏曳防止,著作権保護が叫ばれる中,小規模なオフィスや教育機関も例外ではない.これらのオフィスにおける管理状況は様々である.例えば,管理の容易さからDHCPサーバを介して自由に計算機の接続を許している所もあれば,利用者に申請書の提出を求めて,厳格な台帳管理を実施している所まで幅がある.前者は,障害対応が困難になる問題以外に,外部に対する説明責任という観点からも問題がある.後者は,台帳と現状の同期を維持することが難しい.本稿では,利用者に3つのクラスを設け,そのクラスに応じたIPアドレスをDHCPサーバが付与する方式を提案する.これによりIPアドレスベースの利用制限をしつつ,利用者自身で管理台帳を更新するように誘導する.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0919-6072
- J-Global ID : 200902257943467881
- CiNii Articles ID : 110004824277
- CiNii Books ID : AN10116224