2004年6月17日
マルチスレッド実行機構を考慮したプログラム実行制御法
情報処理学会研究報告. OS,[システムソフトウェアとオペレーティング・システム]
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- 巻
- 96
- 号
- 63(OS-96)
- 開始ページ
- 135
- 終了ページ
- 140
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
本稿では,イベント駆動によるプリエンプトなしのマルチスレッド実行機構におけるスレッド実行処理の連続性や性質に着目し,事象待ち状態をなくすプログラム実行制御法を提案する.イベント駆動によるプリエンプトなしのマルチスレッド実行機構においては,プロセッサが次々にスレッドを実行してしまうため,オペレーティングシステムが,オペレーティングシステムの想定するスケジュール単位で実行制御を行う場合に,プロセッサのサポートする実行単位に対しての制御を行う必要がある.このとき,プログラム全体の処理の流れを考慮した実行制御を行わなければ,オペレーティングシステムのスケジュールオーバヘッドが大きくなる.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0919-6072
- J-Global ID : 200902270821181827
- CiNii Articles ID : 110002913955
- CiNii Books ID : AN10444176