2017年4月 - 2020年3月
口腔癌のドライバー候補遺伝子を標的とした海洋生物由来生理活性物質の探索と創薬研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
インドネシア近海で採取した紅藻とカイメンより精製した生理活性物質を解析した結果,紅藻から分離した物質は全て既知のbrominated sesquiterpeneでカイメンより精製した6種類の生理活性物質は全てグアニジンアルカロイドであった. Crambescidin 657のSCC細胞に対するIC50は32.85ng/ml(50nM)であった. 50nM Crambescidin657で24時間処理した扁平上皮癌細胞A431のシグナルは胞周期に関する遺伝子群の発現が低下し,コレステロール合成酵素,炎症に関する遺伝子群の発現亢進がみられた.
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- 課題番号 : 17K11838
- 体系的課題番号 : JP17K11838