2014年4月 - 2017年3月
正常眼圧緑内障-進行因子の解明および自然経過-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
正常眼圧緑内障(Normal Tension Glaucoma; NTG)の有病率が高い本邦で、NTG患者を対象とした前向きコホート研究を行い、進行のリスクファクターの解析、進行までの生存時間の解析、そして自然経過(悪化速度)の解析を行った。検討対象は日本人のNTG患者90名(90眼)である。
3年間の経過観察で得られた知見は以下の通りである。進行のリスクファクターとして長期の眼圧変動(眼圧の標準偏差と定義)が挙げられ、3年間での生存率は67%(進行判定は27眼)、進行群の進行速度は-0.62dB/year(P<0.001)、非進行群は-0.25dB/year(P<0.001)であった。
3年間の経過観察で得られた知見は以下の通りである。進行のリスクファクターとして長期の眼圧変動(眼圧の標準偏差と定義)が挙げられ、3年間での生存率は67%(進行判定は27眼)、進行群の進行速度は-0.62dB/year(P<0.001)、非進行群は-0.25dB/year(P<0.001)であった。
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- ID情報
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- 課題番号 : 26861482
- 体系的課題番号 : JP26861482