2020年9月 - 2022年3月
炭素生成を伴う熱分解反応に対するTabulated Chemistryの提案
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
本研究では、固体炭素の生成を伴う熱分解反応に対して、Tabulated Chemistryに基づくデータベースを構築する手法を新たに研究・提案した。熱分解時における温度の変動を考慮したシミュレーションを実施し、熱分解においては温度の変動の影響が極めて小さいことを明らかにした。詳細化学反応機構およびセクショナル法を流体計算(CFD)に連成させたシミュレーションとTabulated Chemistryおよびセクショナル法をCFDに連成させたシミュレーションとを比較し、Tabulated Chemistryを用いることで計算速度が20倍となったことを確認した。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K22380
- 体系的課題番号 : JP20K22380