山口善成 (Yoshinari Yamaguchi) - マイポータル

基本情報

所属: 金沢大学人間社会研究域国際学系教授

学位: 博士（文学）(2016年3月筑波大学)

研究者番号: 60364139
J-GLOBAL ID: 201601007758593256
researchmap会員ID: B000259823

研究キーワード

研究分野

人文・社会 / 英文学、英語圏文学 / 初期アメリカ文学

経歴

2021年2月 - 現在

金沢大学, 人間社会研究域歴史言語文化学系, 教授
2018年10月 - 2021年1月

金沢大学, 人間社会研究域歴史言語文化学系, 准教授
2011年4月 - 2018年9月

高知県立大学, 文化学部, 准教授
2008年4月 - 2011年3月

高知女子大学, 文化学部, 准教授
2003年4月 - 2008年3月

高知女子大学, 文化学部, 講師
2006年4月 - 2007年1月

Harvard University, Department of History, Visiting scholar in history

学歴

1996年4月 - 2003年3月

筑波大学, 文芸・言語研究科, 各国文学専攻アメリカ文学コース
2001年9月 - 2002年8月

Rutgers, the State University of New Jersey, Graduate school, Newark, MA English program
1992年4月 - 1996年3月

静岡大学, 人文学部, 言語文化学科

論文

The Indifferent Network of Kind Strangers: Friendship and Individualism in Herman Melville’s _The Confidence-Man_

Anglica Wratislaviensia 63(2) 2025年11月査読有り筆頭著者
ニッカボッカーの増殖―19世紀アメリカにおける名声と二次創作的自己形成

山口善成

アメリカ文学評論 (27) 100-113 2024年3月筆頭著者
Emma Willard’s Geographic History

Yoshinari Yamaguchi

Bloomsbury History: Theory and Method 2023年12月査読有り筆頭著者
「「ビデオを返さなければ・・・」—『アメリカン・サイコ』とうわのそらのパーソナリティ」

山口善成

『アメリカ文学評論』 26 98-110 2021年2月筆頭著者
荒野とバラ―フランシス・パークマンの「森の歴史」における園芸学の作用

山口善成

アメリカ文学評論 25(25) 183-194 2017年3月筆頭著者
"Collect, Preserve and Communicate": Jeremy Belknap’s Republic of Letters and the Problems of Early American History Writing

山口善成

The International Journal of the Book 15(1) 17-28 2016年12月査読有り筆頭著者
The Biographer’s (Sub-)Voice: Life, Writings and Footnotes in Jared Sparks’s Documentary History

山口善成

アメリカ文学評論 24(24) 61-74 2014年3月査読有り筆頭著者
The Ideas of History, or How Was "History" Historicized in Nineteenth-Century Western Thought?

山口善成

高知女子大学紀要文化学部編 60 13-24 2011年3月筆頭著者
The Republic of Letters: Organizing Historical Knowledge in Early National America

山口善成

アメリカ文学評論 22(22) 18-37 2011年2月査読有り筆頭著者
Toward the Impersonality of History: Science and Inductive Reasoning in 19th-Century American Historiography

山口善成

高知女子大学文化論叢 12(12) 61-72 2010年3月筆頭著者
The Elasticity of the Individual: Early American Historiography and Emerson's Philosophy of History

山口善成

成城イングリッシュ・モノグラフ 42(42) 233-255 2010年2月筆頭著者
The Panoramic Point of View and Visual Training for Americans: "Bird’s-Eye-View" Stories of Two Tourists

山口善成

アメリカ文学評論 21(21) 73-97 2009年7月査読有り筆頭著者
大雑把さと些末さのあいだ―『アメリカの農夫の手紙』におけるアメリカ性の矛盾／矛盾のアメリカ性

山口善成

高知女子大学文化論叢 11(11) 33-45 2009年3月筆頭著者
American Geographico-History: Visibility and Timelessness of Emma Willard’s Progressive Maps and History in Perspective

山口善成

アメリカ文学評論 20(20) 46-69 2007年7月査読有り筆頭著者
Dynamic Force or Mechanic Energy? : A Study of "Power" in Thomas Carlyle’s Theory of Hero-Worship

山口善成

高知女子大学紀要文化学部編 55 9-18 2006年3月筆頭著者
信用を散種する―ハーマン・メルヴィル『詐欺師』における信用貨幣と無責任な仲間たち

山口善成

高知女子大学文化論叢 7(7) 17-37 2005年3月筆頭著者
黒人奴隷の証言と信頼性―フレデリック・ダグラスの場合

山口善成

高知女子大学紀要文化学部編 53 1-13 2004年3月筆頭著者
Totalitarian Schizophrenia: Psychological Oppression in George Orwell’s Nineteen Eighty-Four

山口善成

高知女子大学文化論叢 6(6) 11-21 2004年3月筆頭著者
Blue Rose: A Story of an Ordinary Family

山口善成

大塚レヴュー 39(39) 63-90 2003年4月査読有り筆頭著者
Experiments of Solitude: Imprisonment, Social Regulation and Mechanization in Herman Melville’s Fictions

山口善成

アメリカ文学評論 18(18) 18-36 2002年10月査読有り筆頭著者

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MISC

19世紀アメリカ文学の「つなぐ営為」―ネットワーク、境界線、個人主義

山口善成

中・四国アメリカ研究 (11) 76-81 2024年4月筆頭著者
共感の倫理—19世紀アメリカのユートピアニズムと権威主義

山口善成

中部アメリカ文学 (27) 72-77 2024年3月筆頭著者
タヒチのアメリカ人―ヘンリー・アダムズ『アリイ・タイマイの回顧録』における少数民族への同一化と郷愁

山口善成

中･四国アメリカ文学研究 (59) 79-82 2023年6月筆頭著者
「マーク・トウェイン著、里内克巳訳『〈連載版〉マーク・トウェイン自伝』」

山口善成

『中・四国アメリカ文学研究』 57 33-35 2021年6月筆頭著者
『書評』から『基礎読書法』へ―高知県立大学文化学部における文学教育の試み（2008年〜2017年）

山口善成

高知県立大学文化論叢 6 79-87 2018年3月筆頭著者
ニッカボッカーの系譜―19世紀アメリカにおけるセレブリティ文化と二次創作的自己形成

山口善成

日本英文学会第89回大会Proceedings 23-24 2017年9月筆頭著者
伸縮する文学地図、ループする文学史―Wai Chee Dimock, Through Other Continents: American Literature across Deep Time (2006)

山口善成

アメリカ文学評論 23(23) 53-59 2012年3月筆頭著者
Time in American and East Asian Thinking: A Comparative Study of Temporality in American Transcendentalism, Pragmatism, and (Zen) Buddhist Thought. Birgit Capelle

山口善成

Emerson Society Papers 23(2) 13-13 2012年筆頭著者
高知女子大学共通教育英語科目の運営について（2005〜2007年）

五百蔵高浩, 山口善成

高知女子大学文化論叢 13(13) 11-23 2011年3月

書籍等出版物

物語るちから：新しいアメリカの古典を読む

亀井俊介, 中垣恒太郎, 水口陽子, 森有礼, 森岡隆, 山口善成, 渡邊真由美 (担当:分担執筆, 範囲:第7章「ジェイムズ･ボールドウィン『アナザー・カントリー』（1962）―ルーファスの幽霊、あるいはすきまを揺らぐ「何か」のちから」（pp. 125-46）；第8章「マキシーン・ホン・キングストン『ウーマン・ウォリアー』（1976）―閉じ込められた「私」と異形の語り」（pp. 147-67）)

松籟社 2021年8月 (ISBN: 4879844101)
国際学への扉 : 異文化との共生に向けて

鹿島, 正裕, 倉田, 徹, 古畑, 徹 (担当:分担執筆, 範囲:アメリカ人とは何か——二人のヨーロッパ人が見たアメリカ)

風行社 2020年8月 (ISBN: 9784862581297)
American History in Transition: From Religion to Science

Yamaguchi, Yoshinari

Brill 2020年3月 (ISBN: 9789004424302)
大学的高知ガイド : こだわりの歩き方

高知県立大学文化学部, 高知県立大学 (担当:分担執筆, 範囲:「ジョン万次郎の捕鯨―浜の鯨と沖の鯨」（pp. 165-77）；コラム「龍馬に集う―龍馬会のミッション」（pp. 192-93）)

昭和堂 2019年3月 (ISBN: 9784812218174)
〈法〉と〈生〉から見るアメリカ文学

鷲津浩子, 山口善成, 幡山秀明, 鵜殿えりか, 大畠一芳, 岩元巌, 三添篤郎, 新井哲男, 越川芳明, 植野達郎, 千葉洋平, 坂口佳世子, 大工原ちなみ, 齋藤博次, 長岡真吾, 余田真也, 平沼公子, 永瀬美智子, 新井磯乃, 杉浦悦子 (担当:分担執筆, 範囲:笑う歴史家―ワシントン・アーヴィングによるアメリカ文学はじまりの空騒ぎ)

悠書館 2017年4月
知の版図：知識の枠組みと英米文学

鷲津浩子, 宮本陽一郎, Hassan Ihab Habib, 佐藤憲一, 山口善成, 荒木正純, 圓月勝博, 中田崇, 羽村貴史, 杉本裕代 (担当:分担執筆, 範囲:旅する歴史家―フランシス・パークマンの歴史記述における空間性と土地の記憶)

悠書館 2007年11月 (ISBN: 9784903487069)
語り明かすアメリカ古典文学12

武田貴子, 中川優子, 長畑明利, 三石庸子, 山口善成, 大森夕夏, 三杉圭子, 犬飼誠, 深谷素子, 森岡隆, 坂本季詩雄, 金澤淳子, 本合陽, 辻本庸子, 堀田三郎, 森有礼, 小池理恵, 進藤鈴子, 高梨良夫, 渡邊真由美, 中村敬子, 林康次, 中垣恒太郎, 徳永由紀子, 平野順雄, 亀井俊介 (担当:分担執筆, 範囲:ダグラスの根っこ)

南雲堂 2007年3月
イン・コンテクスト: Epistemological Frameworks and Literary Texts

荒木正純, 鵜殿えりか, 大畠一芳, 喜多文子, 斎藤博次, 坂口佳世子, 佐藤憲一, 竹内美佳子, 竹村和子, 友永喜久, 長岡真吾, 中田崇, 羽村貴史, 星野勝利, 宮本陽一郎, 森田孟, 山口善成, 余田真也, シーラ・ロバーツ, 鷲津浩子 (担当:分担執筆, 範囲:歴史学部スパークス教授の苦悶―19世紀前半のアメリカにおける歴史記述)

Epistemological Frameworkと英米文学」研究会 2003年3月

講演・口頭発表等

19世紀アメリカ文学の「つなぐ営為」―ネットワーク、境界線、個人主義

山口善成

中・四国アメリカ学会年次大会 2023年11月25日招待有り
もうひとつの声―テクストとしての注釈

山口善成

高知県立大学公開シンポジウム「翻訳の悦び、注釈の楽しみ－いま改めて、世界文学を読む」 2023年11月23日
共感の倫理—19世紀アメリカのユートピアニズムと権威主義

山口善成

第39回日本アメリカ文学会中部支部大会 2023年4月22日
Emma Willard, _History of the United States, or Republic of America_ (1828)における／についての注釈

山口善成

科研費研究会「「翻訳」「注釈」の創作性とフィクション生成をめぐる学際的・理論的研究」 2023年3月16日
郷愁と友情—ヘンリー･アダムズ『アリイ･タイマイの回顧録』試論

山口善成

筑波アメリカ文学会秋季例会 2022年10月29日
19 世紀アメリカの友情論における個人主義と共感

山口善成

第58回(2022 年度)片平会夏期研究会プログラム 2022年8月27日招待有り
タヒチのアメリカ人—ヘンリー･アダムズ『アリイ･タイマイの回顧録』における少数民族への同一化と郷愁

山口善成

中・四国アメリカ文学会第50回大会シンポジウム 2022年6月11日
『聊斎志異』の英訳と脚注

山口善成

「翻訳・注釈の創造性」研究会 2022年3月24日
翻訳と上書き：Herman Melville, “Bartleby, the Scrivener: A Story of Wall Street”

山口善成

「翻訳・注釈の創造性」研究会 2021年12月18日
『詐欺師』の翻訳と注釈についての報告

山口善成

注釈・翻訳についての科研費研究会 2021年3月25日
『詐欺師』の博愛と個人主義

山口善成

日本アメリカ文学会中部支部11月例会 2020年11月21日
友情について—19世紀アメリカにおける信用と個人主義

山口善成

「レジリエンスと不安」合同研究ワークショップ2020 2020年1月11日
Bret Easton Ellis, _American Psycho_とうわのそらの文学

山口善成

中・四国アメリカ文学会年次大会 2019年6月8日
浜から見た鯨は

山口善成

筑波大学アメリカ文学会秋季例会 2018年10月14日
ニッカボッカーの系譜―19世紀アメリカにおけるセレブリティ文化と二次創作的自己形成

山口善成

日本英文学会全国大会 2017年5月20日
閉じ込められた「私」―Maxine Hong Kingston, The Woman Warriorの語りの不安定さ

山口善成

2016年度アメリカ文学古典研究会シンポジウム「語りと物語の逍遥―アメリカ古典想像の旅」 2016年12月3日
翻訳者たちは語る

山口善成

科学研究費助成シンポジウム「翻訳文学の楽しみ」 2016年11月26日
笑う歴史家―ワシントン・アーヴィングによるアメリカ文学はじまりの空騒ぎ

山口善成

中・四国アメリカ文学会年次大会シンポジウム 2016年6月12日
ビーバーとミツバチとバイオリン弾き―ジェレミー・ベルナップ『フォレスターズ』におけるアメリカの森の歴史

山口善成

イギリス・ガーデン研究会 2016年4月23日
Geological Deep Time in Francis Parkman’s History Writing

山口善成

Interdisciplinary Nineteenth-Century Studies Conference 2016年3月13日

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所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

19世紀アメリカの友情論における個人主義と共感の相克に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月

山口善成
「翻訳」「注釈」の創作性とフィクション生成をめぐる学際的・理論的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2020年4月 - 2023年3月

高西成介, 山口善成, 田中裕也
初期アメリカ文学における創作活動と「名声」に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2019年4月 - 2022年3月

山口善成
American History in Transition: From Religion to Science

福原記念英米文学研究助成基金福原記念英米文学研究助成基金 2020年2月 - 2020年12月
イギリス近代文学における植物表象の史的発展―資源と欲望をめぐって

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2014年4月 - 2018年3月

石倉和佳, 鷲津浩子, 大橋完太郎, 今村隆男, 吉中孝志, 杉山真魚, 梶理和子, 城山豊, 田吹長彦, 橘セツ, 野間晴雄, 三田村哲哉, 真木利江, 山口善成, 山内朋樹
周縁テクスト（注釈・翻訳）の自立性をめぐる歴史的・理論的研究

日本学術振興会科学研究費補助金 2015年4月 - 2018年3月

高西成介
注釈の意義に関する理論的・実践的研究

日本学術振興会科学研究費補助金研究費補助金 2012年4月 - 2016年3月

山口善成
博物誌から国家史へ：18世紀末から19世紀のアメリカにおける歴史記述

日本学術振興会科学研究費補助金若手研究(B) 2007年4月 - 2011年3月

山口善成
Epistemological Frameworkと英米文学

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2002年 - 2005年

鷲津浩子, 宮本陽一郎, 荒木正純, 中田崇, 山口善成, 長岡真吾, 森田孟