2017年2月
重度脳卒中片麻痺患者に対する後方からの歩行介助時の身体動揺に関する研究:理学療法士と理学療法学科学生との比較検証
理学療法さが
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- 巻
- 3
- 号
- 1
- 開始ページ
- 7
- 終了ページ
- 16
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (公社)佐賀県理学療法士会
[目的]本研究の目的は重度脳卒中片麻痺患者を対象に、理学療法士(PT)と理学療法学科学生(PTS)が介助した時の患者と介助者の身体動揺を比較することとした。[方法]脳卒中片麻痺患者8名に対し、PTもしくはPTSが後方から歩行を介助した。加速度センサを患者と介助者の両方に設置し、root mean square(RMS)によって歩行介助時の身体動揺を測定した。PTとPTSとの介助者の違いと垂直、側方、前後方向の身体動揺について二元配置分散分析を用いて比較した。[結果]PTSの歩行介助ではPTより患者、介助者ともにRMSが高値を示し、側方成分RMSが垂直、前後成分RMSより有意に高かった(p<0.001)。[結論]PTSの歩行介助ではPTより身体動揺が大きく、特に側方への動揺が大きくなることが考えられる。(著者抄録)
- リンク情報
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- Jamas Url
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&doc_id=20180219370002&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F130007053857&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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- ID情報
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- ISSN : 2188-9325
- 医中誌Web ID : 2018215946