基本情報

所属
昭和医科大学 脳機能解析・デジタル医学研究所 教授 (所長)
(兼任)脳神経外科 教授
学位
博士(2012年3月 新潟大学)

連絡先
yosukensmed.showa-u.ac.jp
研究者番号
70594349
ORCID iD
 https://orcid.org/0000-0002-3200-4212
J-GLOBAL ID
201801004387935707
researchmap会員ID
B000325081

外部リンク

昭和大学 脳機能解析・デジタル医学研究所 (Brain Function Analysis & Digital Medicine Research Institute)は、特殊脳波解析技術やAIを用いたリアルタイム立体映像変換技術などを中心に、これまでにない革新的かつ臨床直結型の医学・医療・産業連携型のプロジェクトを展開していきます。

脳神経外科医・脳波研究者としての自身の経験から、脳波を用いて脳機能を正確に可視化できたらどんなに役立つだろうと痛感し、これまで独自に特殊脳波解析技術を研究開発してきました。脳波を用いて脳機能を正確に可視化し、脳の状態を評価できるようになったことで、多様な脳神経・精神状態を評価できる可能性が示されつつあり、この技術を活用して医療・ヘルスケア分野における様々な施設と共同開発を進めていきます。

また近年では、脳波データに代表されるように多くの医用情報がデジタル化され、蓄積されるようになったことで、AIの適切な採用により真に医学・医療分野に必要となれるイノベーションがもたらされようとしています。現在進行中のプロジェクトに、AIによるリアルタイム立体映像変換技術を用いた医学教育・医療システム開発が含まれています。これは、医学教育における立体解釈が必要なコンテンツ(解剖学など)のラーニングカーブ短縮を図り、臨床現場におけるスキルアップや安全性の向上などに貢献します。今後の展開としては、遠隔ロボット手術や高度な薬物構造解析技術などが挙げられます。

本研究所では、医学データサイエンスを担うための適切なリテラシーやスキル、そして人間が使いやすい形でのデプロイメントに重点を置き、医学・医療における現場のニーズを直接把握しながら、臨床に直接役立つ研究や技術開発を推進していきます。


主要な論文

  36

共同研究・競争的資金等の研究課題

  3