2014年4月 - 2017年3月
異種細胞間接着におけるネクチンの機能と作用機構
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 26251013
- 体系的課題番号
- JP26251013
- 配分額
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- (総額)
- 40,820,000円
- (直接経費)
- 31,400,000円
- (間接経費)
- 9,420,000円
- 資金種別
- 競争的資金
異種細胞間接着におけるネクチンとその関連分子の機能と作用機構を解析した。その結果、乳腺の管腔上皮細胞に発現するネクチン-4と、筋上皮細胞に発現するネクチン-1が異種細胞間接着装置を形成し、この装置がプロラクチン受容体の活性化のプラットフォームとして機能していることを解明した。また、ネクチン-2とネクチン-3がそれぞれ嗅上皮の嗅細胞と支持細胞に発現してトランスに相互作用し、カドヘリンと協調してこれらの細胞の異種細胞間接着とモザイク配列を形成することを解明した。さらに、ネクチン-2δが、脳血管の基底膜に接するアストロサイトのエンドフットに局在し、脳の形態の維持に機能していることを解明した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26251013
- 体系的課題番号 : JP26251013