2014年3月
視線情報と画像特徴に基づく画像の選好推定
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
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- 巻
- 113
- 号
- 493
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 6
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
本稿では視線情報と画像特徴を組み合わせた場合における,ユーザの画像の好みを機械的に推定した結果を報告する.視線情報と画像特徴を組み合わせた方法として,ユーザの行動認識の分野では,注視点周辺の画像特徴をもとに認識することで精度を向上させた例が報告されている.一方で,人間によるシーン認識では注視点周辺よりも周辺視野の画像特徴が有効である場合があると報告されている.これを踏まえ,本稿では注視点周辺と周辺視野がそれぞれの画像特徴がどのように推定に貢献するのかを実験的に調査した.この目的を達成するアプローチとして,注視点周辺と周辺視野から抽出した画像特徴とそれを用いた機械学習による選好推定方法を提案する.本実験では注視点周辺と周辺視野から抽出した画像特徴を用いた場合の推定精度を求めた.実験の結果,画像全体から抽出した画像特徴で推定した場合に対し,抽出の範囲を被験者ごとで制限することで推定精度の向上が見られた.このことか
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009862511
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10541106
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009862511
- CiNii Books ID : AN10541106