2011年5月
DNA多型の臨床応用 高脂血症感受性遺伝子TRIB1は高血圧とも関連する
DNA多型
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- 巻
- 19
- 号
- 開始ページ
- 271
- 終了ページ
- 274
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (一社)日本DNA多型学会
TRIB1近傍のrs17321515およびrs2980867と各種代謝測定値との関連性を調査した。人間ドックを受診した関東周辺在住の日本人2056例を対象とした。rs17321515およびrs2980867の高脂血症リスクアレルの相対頻度は、それぞれ0.51と0.34であった。rs17321515のAアレルのコピー数は、高い中性脂肪濃度総コレステロール濃度、およびLDLコレステロール濃度と関連を示した。また、Aアレルのコピー数はSBP、脈圧と関連を示した。rs2980867のTアレルのコピー数は、高い中性脂肪濃度との関連を示した。rs2980867のTアレルは、SBP、脈圧、DBPと関連も示した。APOA5のSNPは血清中性脂肪、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール濃度と非常に強い関連を示したが、血圧値との関連は示さなかった。
- ID情報
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- ISSN : 2188-3815
- 医中誌Web ID : 2012046589