共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

エビデンスに基づく自動体外式除細動器設置戦略に向けた医療過疎地域の空間疫学的分析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 堤 悠介
  • ,
  • 福間 真悟
  • ,
  • 福原 俊一
  • ,
  • 土谷 飛鳥
  • ,
  • 安田 貢
  • ,
  • 湯沢 賢治

課題番号
18K10020
配分額
(総額)
4,290,000円
(直接経費)
3,300,000円
(間接経費)
990,000円

1. 過去データの集積:2018年度は、茨城県庁の協力のもとに、全県消防本部に過去の院外心肺停止ウツタインデータにおける発生場所地理情報の集積に関する協力を呼びかけた。その結果、過去5年分の地理的情報を含む全院外心肺停止症例匿名化データを悉皆的に集積した。
2. 集積したデータのジオコーディング:集積した上記データにおいて空間疫学的分析を可能にするため、発生場所地理情報のジオコーディングを現在進行中であるが、情報の表記ゆれやデータ量が多大であることで処理がやや煩雑であり時間を要している。そのため、クラウドサービスを利用し、機械学習の手法を用いることで処理速度を短縮し、2019年度にジオコーディング完了見込みである。完了後、県内AED配置マップと突合させ、空間疫学的分析を行う予定である。
3. 前向きデータ集積用コンピューターソフトの開発:前向きデータ集積用コンピューターソフトウェア開発を行った。事前のパイロット研究で用いたソフトウェアをベースとし、csv取り込み・格納機能をもたせたドラフト版ソフトウェアを作成した。複数回に渡る試し入力の結果、地理的情報の表記ゆれなどが発生することが判明したため、それらを防ぐため、より一層定型化されたフォーマットが必要だと判断した。現在ソフトウェアフォーマットの再調整に時間を要している。共同研究者と協議を重ね、CRF(Case Report Form)や入力フォーム方式など検討を進めており、2019年度には完成の見込みである。完成後、各参加消防本部に配布予定である。