2018年9月12日
音声明瞭度に関連した脳磁界反応:聴覚野および知覚性言語野における解析
日本音響学会2018年秋季研究発表会
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- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- ポスター発表
脳磁界計測による知覚する音声の明瞭性に関わる反応を聴覚野と知覚性言語野に注目して調べた.背景雑音として50 dBの白色雑音を用い,雑音の音圧レベルに対し,SN比が0, 6, 12, 18, 24 dBになるように日本語の単音節の音圧レベルを調整した.これらの刺激音を用い,明瞭度試験と脳磁界計測を行った.誘発脳磁界データからの脳内活動源推定を行い,聴覚野や知覚性言語野における活動強度の変化を調べた.右半球の上側頭回後方において潜時250〜500 msにおける言語性情報の処理の可能性が示唆された.