
鈴木 裕子
Yuko Suzuki
更新日: 2021/06/08
基本情報
- 学位
-
博士
- J-GLOBAL ID
- 201401062755233289
- researchmap会員ID
- B000242160
病院の保健師として在宅看護に携わり地域を見る視点を培うよう意識して取組みました。大学院では、保健に関わる行動科学を学び、大学では、8年間公衆衛生看護学(地域看護学)を担当しました。2018年からは、在宅看護学を担当しています。
行動科学を応用した看護の対象へのアプローチ方法を検討してきました。地域看護学においては、ヘルスコミュニケーションを取り入れた地域活動、保健指導、保健相談技術の教授方法に活用しました。在宅看護学においても、対象とその家族に対するコミュニケーションスキルや、意思決定支援、行動変容のための関わり方の教授方法に役立てています。
地域包括ケアシステムを担う人材育成において、プライマリヘルスケアを学び家庭医のいる診療所でのプライマリケア看護実習を体験した事をきっかけに、プライマリケア看護師と共同研究も行いました。
2016年からは、在宅ケアについての認知度を高め、人生最終段階にある医療の意思決定支援のための、人生会議(ACP)を推進するために、カフェ活動主催者やプライマリケア実践家へのインタビュー調査を開始し、継続しています。2017年からは地域住民を対象とした地域カフェ活動、2020年からはケアする側の人を対象とした地域ケアカフェ活動を開始しました。地域での交流を基盤に、話合いながら、在宅ケア、主には地域緩和ケアネットワークシステムの推進を柱に掲げた活動を展開しています。2018年からは、緩和ケア技術スキルアップセミナーについて、現任看護師との共同研究を開始しました。
2020年からは、COVID-19の影響により、カフェ活動は中断していますが、地域ケアカフェ活動は、遠隔(ZOOM)により継続しています。
宜しくお願い致します。