2009年7月
箸の操作時の手指運動についての三次元的観察 箸の操作方法と手指運動の関連について
小児保健研究
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- 巻
- 68
- 号
- 4
- 開始ページ
- 446
- 終了ページ
- 453
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (公社)日本小児保健協会
箸を使って食べる行動の発達期である幼児期における箸の操作方法の特徴、ならびに手指動作の変化を明らかにすることを目的とし、幼児27名および成人6名の箸を操作する際の手指の動きについて三次元的解析を行った。その結果、箸を交差させて箸先を開いている幼児の操作では、成人群と比較して手指の動作が非常に大きい傾向を示した。また、これらの箸操作を行う際の手指動作については、拇指を固定しながら示指、中指を動かすという動作が未成熟であると考えられた。以上より、発達期にみられる箸の操作方法では、それぞれの間で手指運動に大きな差異があり、この違いと近箸および遠箸の動きとの間に関連があることが示唆された。(著者抄録)
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0037-4113
- 医中誌Web ID : 2009300125
- CiNii Articles ID : 10026283061
- CiNii Books ID : AN00116330