社会貢献活動

2016年11月20日

(発題)歴史を生きる歴史家 二宮宏之・西川正雄を記念する


役割
パネリスト
種別
セミナー・ワークショップ
主催者・責任者
信州風樹文庫
対象
教育関係者, 社会人・一般

二宮宏之、西川正雄の両歴史家は、狭義の専門である近世フランス社会史、現代ドイツ社会運動史をはるかに超えるかたちで、歴史学界全体に影響力を持ち続けている。では、彼らの専門を超えた普遍的な「面白さ」は、どこに起因しているのであろうか。このような問いかけを行なったうえで、彼らの論がもつ普遍性は、日本という身近なところとヨーロッパという「遠いようで近いところ」、研究を行う者と研究対象、「いま」と「むかし」との間で、絶えず往復し続けるなかで醸成されていったのではないかと論じた。