1997年1月23日
隠れ検出の可能な多眼ステレオSEAにおける対応ブロックへのマスク設定
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 96
- 号
- 491
- 開始ページ
- 73
- 終了ページ
- 80
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
多眼ステレオ法は2眼ステレオ法に比べて雑音に強く, ステレオ対応の精度が上がることは一般に知られている. しかし, 多眼ステレオ法のもう一つの利点である隠れ検出の可能性については, これまでほとんど議論されてこなかった. 我々は先にカメラをマトリクス状に並べた多眼ステレオ法における隠れの発生について考察し, それに対処できる隠れマスクを用いた対応探索アルゴリズムを提案した. 今回はさらにこの考えを拡張し, ステレオ対応ブロックが隠れ境界をまたがる状況についても, 隠れマスクの設定を行った. その結果, 物体の隠れ境界付近での対応精度を向上させることができ, 鮮鋭な物体輪郭を持つ高精細な視差画像が得られるようになった. 実画像による実験を行い, 設定した隠れマスクの有効性を検証した.
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003274619
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10541106
- ID情報
-
- CiNii Articles ID : 110003274619
- CiNii Books ID : AN10541106