2009年10月1日
環境記憶による行動支援 キッチンにおける調理ログの利用
電子情報通信学会技術研究報告
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- 巻
- 109
- 号
- 215(MVE2009 34-57)
- 開始ページ
- 77
- 終了ページ
- 82
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
本稿では,環境自身を記憶メディアとして捉え,貯蓄された記憶を再生することで人間の知的活動を支援する枠組みを提案する.ただし単純に記録と再生を行うだけでは有効な支援とはならず,かえって邪魔になる場合が多い.本稿では,映像記憶を用いた調理支援を対象とし,記録の形態や提示に関する課題とそれに対する効果的なアプローチについて検討した.映像の加工では文字情報の追加・調理ステップ毎の分割を行い,映像の提示では,複数の調理映像の同時提示・情報更新時の注意喚起・調理進行度に応じて提示映像を選択する,といった手法を検討し,組み合わせて用いた.また被験者実験を通して有効性の検証・評価を行い,実用システムの開発へ向けた更なる指針を得た.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007483564
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10476092
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/10434117
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110007483564
- CiNii Books ID : AN10476092