2010年 - 2012年
医と食における安全・安心を目指す情報ユニバーサルデザインの創成
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 22300072
- 体系的課題番号
- JP22300072
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 17,030,000円
- (直接経費)
- 13,100,000円
- (間接経費)
- 3,930,000円
- 資金種別
- 競争的資金
現在、食品のトレーサビリティ表示や薬品のコンビニ等での販売開始に伴い、消費者自身が開示情報に基づく商品選択を行なうようになってきている。しかし、食品や薬品に関する科学的情報を読み取る訓練を受けていない一般消費者は、正しい知識をもたないまま"専門的情報理解と適切な判断を行う責任"のみが課せられているともいえる。従って本課題では、心理学を利用した情報のバリアフリー化技術の基礎的知見を集積するべく、デザイン心理学に基づくパッケージデザインの検討や、多感覚知覚の知見を活用した印象伝達促進に関する実験心理学的エヴィデンスを提示した。「医の安全・安心」に関しては、OTC医薬品外箱記載情報に対する注目度の評価を行い、消費者の年代差、性差、そして日米の文化差などを検証した。結果、若者は高齢者より、また日本人はアメリカ人よりも、リスク(副作用情報)にあまり着目していない事がわかった。このエヴィデンスを日本消費者行動研究学会や日本心理学会で発表し、研究結果の一部は学術論文に投稿中である。今後処方箋なしで購入できる医薬品の数が増えると予想される中、消費者のOTC医薬品外箱記載情報に対する注目度の評価は意義深いものであると言える。「食の安全・安心」に関しては"遺伝子組み換え食品に対するステレオタイプと購買意志との関係"の研究において、遺伝子組み換え食品に関するリスクコミニュケーションは、安全性や機能...
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22300072
- 体系的課題番号 : JP22300072