2019年4月 - 2022年3月
植物の長鎖非コードRNAが関わる感染防御機構:RNA結合因子からのアプローチ
日本学術振興会 基盤研究(C)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,290,000円
- (直接経費)
- 3,300,000円
- (間接経費)
- 990,000円
- 資金種別
- 競争的資金
細胞中には多様な非コードRNAが存在し、200 塩基を超える長鎖非コード RNAの機能解明は進んでいない。260塩基長のAtR8 lncRNAは、RNAポリメラーゼIIIの転写プロモーターに着目することでシロイヌナズナから発見され、以下の特徴がある。1.タンパク質と結合し、細胞質に大量に存在する。2.感染、ストレス、サリチル酸に応答する。3.根と未熟種子に局在する。本研究はAtR8 lncRNAの結合タンパク質を同定することで、その感染防御の機能を解明する。