2017年11月
企業成長プロセスにおけるガバナンス・メカニズムの戦略的役割に関する事例研究
経営研究(大阪市立大学経営学会)
- 巻
- 68
- 号
- 3
- 開始ページ
- 107
- 終了ページ
- 123
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 大阪市立大学経営学会
企業のライフサイクルには、新規株式公開をはじめとするいくつかの「戦略的境界」がある。本稿は、設立からポストIPO期までの「境界企業」段階に注目した単一事例研究をおこない、コーポレートガバナンス・メカニズムの機能的多面性や、ライフサイクルに沿った重点的役割の変化に関する理論を発展させる。本稿の主な貢献は、(1)戦略が探索と深化のいずれを志向していても、ガバナンス・メカニズムはそれを促進・支援しうること、および(2)外生的なメカニズムによって統治される「前–自律段階」の存在を示したことである。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0451-5986
- CiNii Articles ID : 120006374387
- ORCIDのPut Code : 42603892
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