2021年4月 - 2024年3月
アニオン性錯体の光励起状態を利用するラジカル型有機反応の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究
有機ラジカル型反応剤は、極性型反応剤とは異なる独特な反応性・選択性を有することから、合成プロセスや合成可能な化合物の多様化に大きく貢献してきました。本研究では、アニオン性錯体と光励起を組み合わせることで、多様な元素を利用可能なラジカル型反応の開発を行います。具体的には、アニオン性錯体の励起状態の積極利用や、これを酸化還元して得られるラジカルの反応性の追求によって、材料科学や創薬化学へ広く利用可能な炭素-ヘテロ元素結合構築反応を開拓します。
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- 課題番号 : 21K14623
- 体系的課題番号 : JP21K14623
この研究課題の成果一覧
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受賞
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2022年3月
論文
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The Journal of Organic Chemistry 2022年10月10日 責任著者
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ACS Catalysis 13591-13602 2021年10月26日 筆頭著者責任著者
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Photo-Induced ortho-C–H Borylation of Arenes through In Situ Generation of Rhodium(II) Ate ComplexesJournal of the American Chemical Society 143(30) 11325-11331 2021年8月4日 責任著者
MISC
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第11回CSJ化学フェスタ 講演要旨集 2021年10月20日
書籍等出版物
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月刊「化学」10月号:株式会社化学同人 2021年9月
講演・口頭発表等
7-
第29回 RISMセミナー on 有機化学とソフトマテリアル 2022年12月19日 招待有り
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京都大学第7回有機若手ワークショップ 2022年11月29日 招待有り
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錯体化学会 第72回討論会 2022年9月26日 招待有り
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2022年度 有機合成化学協会 若手研究者のためのセミナー 2022年7月30日 招待有り
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日本化学会第102春季年会 2022年3月26日 招待有り
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第48回有機典型元素化学討論会 2021年12月3日
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第67回有機金属化学討論会 2021年9月9日
メディア報道
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製薬オンラインNEWS 2021年8月20日 インターネットメディア
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MIRAGE 2021年8月11日 インターネットメディア
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東京工業大学 プレスリリース 2021年8月4日