共同研究・競争的資金等の研究課題

2020年9月 - 2022年3月

iPS細胞由来軟骨細胞塊の血管新生因子制御を基盤とした骨再生技術の開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業  研究活動スタート支援

課題番号
20K23015
体系的課題番号
JP20K23015
配分額
(総額)
2,860,000円
(直接経費)
2,200,000円
(間接経費)
660,000円

トランスポゾンを用いたマウスiPS細胞へのVEGF-A遺伝子導入実験を行なったところ、VEGF-A遺伝子の導入効率が非常に低く、遺伝子導入iPS細胞の作製が困難であった。そこで、細胞の分化を促進すると報告のある(V Wei, et al., 2019. Adv Mater)、異なる3種類のキラリティーを有する3次元細胞外マトリックスゲル内でHUVECを培養し、血管新生作用を有するスフェロイドの作製を行うこととした。3次元細胞外マトリックスゲル内でHUVECは血管マーカー遺伝子の発現を上昇し、ラット頭蓋骨欠損部位への移植を行うと、欠損部において血管新生を促進したことが明らかとなった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K23015
ID情報
  • 課題番号 : 20K23015
  • 体系的課題番号 : JP20K23015