2019年4月 - 2022年3月
卓球サービスにおける優れたフェイント動作:レシーバーの視線と動きに着目して
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
卓球サービスにおけるフェイント動作に関するこれまでの実験的検討では,サーバーの動き,ボールの回転と軌道の測定が中心であり,「レシーバーがどこを見ているか」に関するデータは明らかにされていない.そのため,レシーバーが「球質判断を誤った」と指摘する場面において,サーバーのどの動作が有効であったかについて,十分な検討は見られない.そこで本研究では,優れたフェイント動作を有するサービスに対するレシーバーの視線と動きの測定を行うことから,「卓球サービスにおける優れたフェイント動作の特徴」を検討する.さらに,それらの結果から,「卓球サービスにおいてフェイントの技術水準を向上するために重要な動き」を明らかにする.
3年計画の2年目にあたる2020年度には,当初予定していた実験の準備を進めたが,コロナ感染症拡大の影響などで実験の実施には至らなかった.この実験は大掛かりなものであり多くの験者や被験者が参加するため,コロナ感染症が収束していない状況では実施が難しいと考えられた.そこで,コロナ感染症拡大の影響をできるだけ抑え研究を進めることができるように,方法の再検討を行った.現在,レシーバー視点から撮影したサービス動作の映像を用いた新たな方法による実験の準備を進めている.
その他,本研究に関連する過去のデータを分析し,「卓球のサービスにおいて,サーバーの打球からレシーバーの打球までの時間特性」などの検討を行った.その成果については,学会などでの発表を予定している.
3年計画の2年目にあたる2020年度には,当初予定していた実験の準備を進めたが,コロナ感染症拡大の影響などで実験の実施には至らなかった.この実験は大掛かりなものであり多くの験者や被験者が参加するため,コロナ感染症が収束していない状況では実施が難しいと考えられた.そこで,コロナ感染症拡大の影響をできるだけ抑え研究を進めることができるように,方法の再検討を行った.現在,レシーバー視点から撮影したサービス動作の映像を用いた新たな方法による実験の準備を進めている.
その他,本研究に関連する過去のデータを分析し,「卓球のサービスにおいて,サーバーの打球からレシーバーの打球までの時間特性」などの検討を行った.その成果については,学会などでの発表を予定している.
- ID情報
-
- 課題番号 : 19K11548
- 体系的課題番号 : JP19K11548