2015年4月 - 2019年3月
筋骨格モデルを用いた一流競技者の多角的動作評価システムの考案
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、十種競技およびスピードスケート競技の国内一流競技者を対象に、体力の推移と各専門競技の運動中の筋活動との関係を調査することによってパフォーマンス向上のための課題を特定する評価方法を検討した。その結果、発揮した筋パワーを有効に競技につなげられるかがパフォーマンスを左右するタイプ、体力の状態がパフォーマンスに直結するタイプ、本来有している高いパワーを対象の競技中にも発揮できるかどうかがパフォーマンスに影響するタイプの3つに分類できた。一方、体力の種類によってシーズン内の推移のしかたが異なり、一般的には準備期に向上した有酸素能力が試合期に低下することが確認できた。
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- 課題番号 : 15K01583
- 体系的課題番号 : JP15K01583