2018年6月 - 2020年3月
心筋細胞の介在板から入力するメカニカルシグナルの可視化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
- 課題番号
- 18K19924
- 体系的課題番号
- JP18K19924
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 6,240,000円
- (直接経費)
- 4,800,000円
- (間接経費)
- 1,440,000円
- 資金種別
- 競争的資金
心臓は、血行動態の変化(メカニカルストレス)に応じて、形や機能を変容しながらポンプ機能を維持することは知られているが、そのシグナルは未だ可視化されていない。我々は、介在板部位に心筋細胞のメカノセンサー分子であるTRPV2が発現することを明らかにしている。本研究では、新生児心筋細胞が周囲の心筋細胞と、介在板を形成して同調拍動を獲得するまでの過程について、TRPV2の役割とこれを介したCa2+シグナルの可視化を試みた。この結果、心筋細胞の成熟課程におけるTRPV2の役割と、介在板部位に生じるCa2+シグナルの実験的根拠を得た。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K19924
- 体系的課題番号 : JP18K19924