2020年3月
観光地域振興における博物館の役割と担い手
観光科学研究
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- 巻
- 13
- 号
- 開始ページ
- 13
- 終了ページ
- 21
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 首都大学東京大学院都市環境科学研究科観光科学域
観光政策と文化政策の双方から観光振興における博物館の役割が期待される一方,財源的な問題から公立博物館の運営の見直しが求められるようになっている。本研究は,観光振興に対して公立の博物館の持つリソースが活かされるための基礎的な知見を得ることを目的とし,関連する政策・制度,地域側の活用状況と博物館の事業の実態を調査し,観光振興において博物館に期待される役割との対応実態を明らかにする。観光振興に博物館が期待される役割として「観光施設としての充足」「集客・広報活動」「地域の文化資源のアーカイブと提供」「観光商品の開発」「観光人材の育成」「地域の文化拠点」が挙げられた。この実現には,学芸員が調査研究やパブリック・プログラムの能力を持って地域と主体的に関わること,これを支える博物館に関する知識とマネジメントの経験を持った人材及び体制が求められる。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/120006882262
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12343826
- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 都市郊外部における公園緑地の管理運営に対する評価指標の設定と評価システムの構築
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/030635981
- URL
- http://hdl.handle.net/10748/00011665
- ID情報
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- ISSN : 1882-4498
- CiNii Articles ID : 120006882262
- CiNii Books ID : AA12343826