基本情報

所属
名古屋大学 高等研究院 准教授
Ancient Egypt Research Associates Inc. Laser Scanning Director
National Geographic Society Explorer
学位
博士(歴史学)(名古屋大学)

J-GLOBAL ID
201501040079215357
researchmap会員ID
B000243427

外部リンク

古代エジプトのピラミッドの研究調査に取り組んでいます。

2004年からマーク・レーナー博士率いる米国古代エジプト調査協会(Ancient Egypt Research Associates, Inc、以下AERA.)のメンバーとして、ギザのピラミッド時代の都市遺構であるヘイト・エル=グラブ遺跡(通称『ピラミッド・タウン』)の発掘調査に従事しています。

2005年以降、多国籍分野横断プロジェクトとして、AERA、エジプト考古省、チェコ・エジプト学研究所(Czech Institute of Egyptology)などと、メンフィス地区のピラミッドを中心とした巨石建造物の3D計測調査を推進しています。これまで、ギザの三大ピラミッドとスフィンクスならびにケントカウエス女王墓、エジプト最古のピラミッドであるネチェリケト王の階段ピラミッド、アブシールの第5王朝時代のピラミッド群の3D計測調査を完遂させました。

2015年には、ナショナル ジオグラフィック日本語版から、創刊20周年を記念し、「日本のエクスプローラー」として選ばれ、2016年には、米ナショナル ジオグラフィック協会より「エマージング・エクスプローラー(Emerging Explorer)」として選出されました。

2017年にはオープンイノベーション・プロジェクトとしてドローンによるギザの三大ピラミッドの3D計測を実施し、2018年には、そのデータ解析のための研究費を、クラウドファンディングによって獲得しました。

アウトリーチ活動としてTBS『世界ふしぎ発見』、NHKスペシャルやBS、日本テレビ『世界一受けたい授業』などメディアにも多数出演し、エジプト文明について広めています。


委員歴

  1

論文

  18

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  31

MISC

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  7

社会貢献活動

  34

メディア報道

  18