MISC

2012年1月

アスペルガー症候群の子どもを持つ親への支援 診断前と診断後における悩み・ニーズから

沖縄県看護研究学会集録
  • 渡口 真理子
  • ,
  • 宮平 恵
  • ,
  • 田場 真由美
  • ,
  • 當山 冨士子
  • ,
  • 宇良 俊二
  • ,
  • 高原 美鈴
  • ,
  • 宮城 千秋

27回
開始ページ
153
終了ページ
156
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(公社)沖縄県看護協会

アスペルガー症候群(AS)と診断された6〜15歳の子供をもつ親または保護者20名を対象に、質問紙調査を行った。診断時の年齢は平均6歳6ヵ月で、診断を受けたきっかけは「どこか他の子と違うと自分で感じた」が16名と最も多く、その理由としては「育てにくさ」が多かった。診断がつくまでの気持ちとして「子育てに悩み、疲弊」「不安」など9項目が抽出され、診断がついた時の気持ちとして「安心した」「納得した」「方向性が見えた」など8項目が抽出された。AS児の親の支援は、親や子供の気持ちに配慮した診断前からの一貫した対応や継続支援体制のソフト面、ハード面の環境を提供することであると考えられた。

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2012&ichushi_jid=J05614&link_issn=&doc_id=20130307460039&doc_link_id=40019370899&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40019370899&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
ID情報
  • ISSN : 1882-4986
  • 医中誌Web ID : 2013230114

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