MISC

2021年11月

フレイル・ロコモ・サルコペニアの予防・改善:味覚と亜鉛

BIO Clinica
  • 小山 諭
  • ,
  • アベウィッカラム・ハンサニ
  • ,
  • 奥田 明子
  • ,
  • 住吉 智子
  • ,
  • 内山 美枝子

36
13
開始ページ
1301
終了ページ
1306
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)北隆館

我が国は世界でも最高位に位置する長寿国となり、日本人の平均寿命・健康寿命は共に世界第1位となっているが、平均寿命と健康寿命の間には乖離があり、晩年の約10年間を「自立した生活ではない期間」として過ごしていることとなる。高齢者の健康寿命の障害となるものフレイル・ロコモ・サルコペニアを予防・改善することが健康寿命を延伸していくために大切である。フレイル・ロコモ・サルコペニアの共通項目である筋力・筋肉量低下の原因となる栄養障害の1つに、亜鉛欠乏による味覚障害があり、亜鉛補給による味覚障害の改善は食欲・食事摂取量を増進しフレイル・ロコモ・サルコペニアの予防・改善につながる可能性がある。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0919-8237
  • 医中誌Web ID : 2022017329

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