2009年
小・中学校における住教育の設問設定に関する研究:北欧及び英国のシティズンシップ教育を通した方法の検討
住宅総合研究財団研究論文集
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- 巻
- 35
- 号
- 0
- 開始ページ
- 379
- 終了ページ
- 388
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 一般財団法人 住総研
シティズンシップ力とは生活に必要な知識の習得と同時にスキルが身についていることが必要である。スキルとは,適切に判断し,議論することのできる力,いかに行動すべきかを考えることのできる力を持つことで,特に情報収集・分析,様々な立場の視点,及び対話力といったスキルを培うことが大事である。この点において,日本の小中学校の教科書には限界があると感じた。諸外国の教科書等にある設問を確認すると,詳しい説明のついた教科書の中身にじっくり向き合った後,自分の中でじっくり考えを深め,答えは一つと限らないような課題を議論するという構成が重視されており,これらのスキルを身に付けられるようになっていた。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/130006327364
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12019759
- ID情報
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- ISSN : 1880-2702
- CiNii Articles ID : 130006327364
- CiNii Books ID : AA12019759
- identifiers.cinii_nr_id : 9000380975197