小島 優子

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/07 07:07
 
アバター
研究者氏名
小島 優子
 
コジマ ユウコ
eメール
yukojimakochi-u.ac.jp
URL
http://rrfhtp.cocolog-nifty.com/yukojima/
所属
高知大学
部署
教育研究部 人文社会科学系 人文社会科学部門
職名
准教授
学位
博士(哲学)(上智大学), 修士(文学)(東京大学)
科研費研究者番号
90748576

プロフィール

専門はヘーゲル哲学。主著に2012年度日本ヘーゲル学会第五回研究奨励賞を受賞した『ヘーゲル 精神の深さ』(知泉書館、2011年)。その他の著書(単著)に『最新哲学がよ~くわかる本』(秀和システム、2006年)。主要論文に「ヘーゲルにおける「罪責」と「犯罪」」(日本哲学会編『哲学』58、2007年)。

研究分野

 
 

経歴

 
2007年
 - 
2009年
國學院大學 PD研究員
 
2009年
 - 
2011年
東京医科歯科大学 特任助教
 
2012年
 - 
2015年
高知大学 安全・安心機構 特任助教
 
2015年
 - 
現在
高知大学 教育研究部 人文社会科学系 人文社会科学部門 准教授
 

学歴

 
1992年
 - 
1996年
東京女子大学 文理学部 哲学科
 
1996年
 - 
1999年
東京大学大学院 人文社会科学研究科 基礎文化研究専攻修士課程
 
2000年
 - 
2007年
上智大学大学院 哲学研究科 哲学専攻博士後期課程
 

受賞

 
2012年6月
日本ヘーゲル学会 第五回研究奨励賞      
 
【受賞対象】小島優子著『ヘーゲル 精神の深さ―「精神現象学」における「外化」と「内化」』 知泉書館、2011年12月

委員歴

 
2001年10月
 - 
2003年10月
上智大学哲学会  委員
 
2007年4月
 - 
2008年3月
海老名市男女共同参画推進員
 
2007年4月
 - 
2011年3月
日本ヘーゲル学会  事務局委員
 
2008年4月
 - 
2009年3月
日本ヘーゲル学会  国際シンポジウム委員
 
2011年4月
 - 
2013年3月
日本ヘーゲル学会  編集委員
 
2012年5月
 - 
現在
日本哲学会  男女共同参画・若手研究者支援ワーキンググループ
 
2017年3月
 - 
現在
(公財)こうち男女共同参画社会づくり財団  運営委員会 会長
 
2017年4月
 - 
現在
日本ヘーゲル学会  理事
 

書籍等出版物

 
小島 優子
知泉書館   2011年12月   ISBN:4862851231
博士論文「ヘーゲル『精神現象学』における「外化」と「内化」の構造」(上智大学、2007年)に加筆修正したもの。日本ヘーゲル学会研究奨励賞受賞。『精神現象学』を「行動」と「言葉」という観点から読み解き、「精神の深さ」を掘り下げる。「外化」と「内化」という自己意識と実体との運動の展開を解明する。
【書評掲載】『東日新聞』(2012.2.22)、『ヘーゲル哲学研究』(19. 2013)、『実存思想論集』(28. 2013)、『明治学院大学教養教育センター紀要』(8.1, 2014)
小島 優子
秀和システム   2006年6月   ISBN:4798013692
初学者を対象とした哲学入門書。哲学と科学の関係や自由の問題を取り扱い、現代における哲学を位置づける。
【書評掲載】『東日新聞』(2006.9.12)
寄川条路編 (担当:共著, 範囲:第十章 宗教哲学講義)
法政大学出版局   2016年9月   ISBN:4588150790
黒崎 剛, 野村 俊明編著 (担当:共著, 範囲:第5章 「生殖革命」は人間の何を変えるのか)
ミネルヴァ書房   2014年1月   ISBN:4623066460
小島優子 哲学とミソジニーの構造――「女性であること」をめぐって
理想社   2015年9月   ISBN:4650006953
ヴァルター イェシュケ著 (担当:共訳)
知泉書館   2016年6月   ISBN:4862852343
オットー・ペゲラー編集、寄川条路監訳、(担当 終章「ヘーゲル学派の講義」) (担当:共訳)
法政大学出版局   2015年11月   ISBN:458815074X
コンラート オット, マルチン ゴルケ (担当:共訳, 範囲:第1章「環境倫理学」)
現代書館   2010年9月   ISBN:4768456367
環境倫理学を外的な自然に対する正当な関わり方の問題を取り扱う応用倫理学の一分野として取り扱う。
ノーマン・E. ボウイ (担当:共訳, 範囲:第5章「コスモポリタニズムの観点から」)
晃洋書房   2009年2月   ISBN:4771020329
新カトリック大事典編纂委員会(担当:項目執筆)
研究社   2009年4月   ISBN:4767490146
日本ヘーゲル学会、エミール・アンゲールン「ヘーゲル『法哲学』における主体的自由の権利」 (担当:共訳)
こぶし書房   2012年12月   ISBN:4875592701
日本ヘーゲル学会、エミール・アンゲールン「歴史と体系--ヘーゲル哲学における歴史の意味」 (担当:単訳)
こぶし書房   2010年12月   ISBN:4875592523

論文

 
小島 優子
上智哲学誌   (14) 23-30   2001年3月
ヘーゲルは、「ニヒリズム」を、観念論哲学の答えなければならない課題として捉えたことを確認した。しかし、ヘーゲルによると、神とは、ヤコービの言うような信仰によってのみ捉えられるものではなく、此岸に現在するものである。ヘーゲルは、無限者を哲学者の神として捉えることによって、「ニヒリズムの課題」を独自のものとして乗り越えようとしたことを証明した。
小島 優子
哲学論集   (30) 69-82   2001年10月   [査読有り]
ヘーゲルの「行為」論は多数の自己意識相互の関係といった、極めて社会的な文脈において用いられていることを確認した。
小島 優子
上智哲学誌   (15) 25-34   2003年
ヘーゲルは、既にイエナ時代からゲーテの意味での「光の性質」に共感を覚えている。そして、『差異論文』、『精神現象学』においても既にゲーテの色彩に関する思想の影響が見られることを証明した。
小島 優子
ヘ-ゲル哲学研究   (11) 131-134   2005年
本稿では、イエーナ期においても、ヘーゲルは神を哲学的に認識する立場を捨てきらなかったとする見地に立った。
小島 優子
上智哲学誌   (17) 1-12   2005年3月
ヘーゲルは現実の世界に理性的なものを見出す努力を行うために、常識的な見解を解きほぐし、その真のあり方を明らかにした。ヘーゲルが試みたのは、経験に根ざした学によって説得力を持ちうる学の設立である。
小島 優子
上智哲学誌   (18) 1-12   2006年3月
日本人の死生観を踏まえた上で、ドナーの自己決定権の問題、乳幼児からの臓器提供の是非を取り扱う。
7.『精神現象学』における〈ファウスト主義〉の没落--行動と言葉の観点から
小島 優子
上智哲学誌   (19) 1-9   2007年3月
「ファウスト主義」とは、学問や論理、言葉を軽視し、行動へ赴くファウストの姿勢である。しかし理論を軽視し、実践を重視する態度は、行動の結果として再び理論のうちへ投げ戻されてしまうことを、ヘーゲルは『精神現象学』「b 快楽と必然性」節で主題化する。
小島 優子
中部学院大学・中部学院大学短期大学部研究紀要   8 25-32   2007年3月   [査読有り]
ヘーゲルによると、「言葉」は「知恵」を有する人間に所属するものである。例えば、聖書の物語の中では無垢な存在であった人間が「知恵」を持ち、善悪を知るようになったことによって、「堕罪」の問題が生じてくる。ヘーゲルは「言葉」を精神的なもの、事柄の本質的なものとして捉えており、この言葉理解はヘーゲル哲学の核心に根ざすものである。
小島 優子
哲学(日本哲学会)   (58) 177-190,24   2007年4月   [査読有り]
ヘーゲルの『精神現象学』において「罪責」(Schuld )と「犯罪」(Verbrechen )とがどのように絡み合っているかを明瞭にすることである。この考察によって問題とするのは、行動の結果が行為者の意図に反する場合における、行動(Handlung ) の結果に対する行為者の責任の有無であ。行動における意図しない結果に対して行為者は罪を償いうるかを本稿において解決する問題とする。
小島 優子
上智大学 博士(哲学)      2007年9月   [査読有り]
主査:大橋容一郎
『精神現象学』は「行動」と「言葉」を介した「外化」と「内化」の構造であるというテーゼを立て、全体構成を読み解く。
11.ヘーゲルと「美しい魂」に関する考察――『精神現象学』を中心に
小島優子
『ヘーゲル論理学研究』   (第14号)    2008年12月   [査読有り]
ヘーゲルは、『精神現象学』においてロマン派の「美しい魂」批判を行ったことで知られている。しかし、ヘーゲルは実際には主観性哲学の内部に広まった「美しい魂」の思想を乗り越え、「美しい魂」をむしろ現実と対決する自己意識のあり方という独自のものとして展開させていることを本稿では提示した。
12.「神道関係文化財」とは何か--データベース構築の機軸として
小島 優子
国学院大学紀要   47 15-34   2009年   [査読有り]
神社祭礼に関わる対象の特色は、(1)神に対する信仰に基づき、祈願・感謝等を伴って制作される。(2)対象が制作された際の意味付けが、伝承などを通じて地域住民の間で<承認>され、(3)共通の神に対する信仰をもつ集団内で、定期的に祭礼が行われる中で、対象への意味付与が<継承>されていくという伝統のもとにある点に存する。
小島 優子
國學院大學伝統文化リサーチセンター研究紀要   (1) 41-51   2009年3月   [査読有り]
祭りの中で手間をかけて作成したものを燃やしたり、壊したり、流したり「敢えて行う」作為について、哲学的観点から考察する。(平成19年度文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業)
小島 優子
駒沢大学文化   (28) 172-154   2010年3月   [招待有り]
ヘーゲル『精神現象学』は、言葉と、言葉によって捉えることのできないものとの齟齬を解消する過程であるという仮説を立てた。「良心」章における批評する自己意識と行動する自己意識との対話を通して、対話の中で生じる齟齬を、「自分が悪かった」と認める悪の赦しにおいて、言葉による共同性の地平が開かれることを提示した。
15.ヘーゲルにおける「想起」の思想について (特集 知と美の地平)
小島 優子
國學院雜誌   111(11) 44-62   2010年11月   [招待有り]
意識にとって外的であったものを自覚するという「想起」の思想は、ヘーゲルによる言葉理解と密接に関連していることを解明。
小島 優子
高知大学学術研究報告   62 127-139   2013年12月   [査読有り]
なぜ大学において、男女共同参画を推進することを目的として女性研究者を支援するのかについて、検討と考察を行う。
17.大学における研究職キャリア支援について
小島 優子
高知大学教育研究論集   (18)    2014年3月   [査読有り]
大学における男女共同参画の取組の一環としての研究職キャリア支援の定位を見定める。
18.「『精神現象学』における行為論について―人倫的行為と実体―」(日本倫理学会第六十五回大会 主題別討議報告「ヘーゲルと現代」)
小島 優子
『倫理学年報』(日本倫理学会)   (64)    2015年   [招待有り]
19.哲学とミソジニーの構造―「女性であること」をめぐって【特集 男女共同参画】  巻頭論文
小島 優子
『理想』   (695) 2-14   2015年   [査読有り]
20.ヘーゲルの『美学講義』における「内的なもの」の「外的なもの」への現れについて
小島 優子
 『高知大学学術研究報告』   (64) 31-40   2015年   [査読有り]
21.ヘーゲルにおける「贖い」の思想――『キリスト教の精神とその運命』を中心に――
小島 優子
『立命館哲学』(立命館大学哲学会)   (29)    2018年   [招待有り]
22.【巻頭言】ヘーゲルにとって悪とは何か
小島 優子
『ヘーゲル哲学研究』   (24)    2018年12月   [招待有り]
23.【巻頭エッセイ】ヘーゲルと日本思想――悪についての比較思想
小島 優子
『ヘーゲル論理学研究』   (24)    2018年12月   [査読有り]

Misc

 
1.(単独訳)作成的理性と意義の肯定--科学・技術の時代における宗教の未来に向けて (特集1 科学技術時代における悟りと救い)
Riesenhuber Klaus
『比較思想研究』   (30) 17-24   2003年
2.(共訳)講演会 東洋性と古典性の止揚としての近代芸術--ヘーゲルと「芸術の終焉」 (講演会 東洋性と古典性の止揚としての近代芸術--ヘーゲルと「芸術の終焉」)
Vieweg Klaus, 小島 優子, 植野 公稔
『ヘ-ゲル哲学研究』   (14) 8-22   2008年
3.(共訳)ファン・デア・メーレ「ヘーゲル――引き裂かれた媒辞(その1)」
小島 優子
『ヘーゲル論理学研究』   (15)    2009年
4.(共訳)ファン・デア・メーレ「ヘーゲル――引き裂かれた媒辞(その2)」
小島 優子
『ヘーゲル論理学研究』   (16)    2010年
アンゲールン エミール、 小島 優子
『ヘ-ゲル哲学研究』   (16) 23-34   2010年
6.(単独訳)フリードリヒ・シュレーゲル「インドの言語と叡智について」
小島 優子
神山伸弘『ヘーゲルとオリエント』科学研究費補助金 基盤研究(B) 研究成果報告書   343-353   2012年3月
7.(単独訳)クリスチャン・ヘルマン・ヴァイセ 『形而上学綱要』
小島 優子
『ヘーゲル論理学研究』   (18)    2012年12月
8.(共訳)講演会 ヘーゲル『法哲学』における主体的自由の権利
アンゲールン エミール, 権左 武志, 小島 優子
『ヘーゲル哲学研究』   (18) 10-18   2012年12月
9.(共訳)ルドルフ・ハイム『ヘーゲルとその時代』
小島 優子
『ヘーゲル論理学研究』   (20)    2014年12月
10.(共訳)ルドルフ・ハイム『ヘーゲルとその時代』
小島 優子
『ヘーゲル論理学研究』   (21)    2015年12月

講演・口頭発表等

 
1.ヘーゲルの行為論――<社会性>の視点からの行為する自己意識の考察
小島優子
上智大学哲学会   2000年   
2.行動と罪責――『精神現象学』における「人倫的行動」の考察
小島優子
ヘーゲル研究会   2001年   
3.ヘーゲルの良心論――行動と言葉
小島優子
実存思想協会   2002年   
4.「美しい魂」とヘーゲル
小島優子
シェリング協会   2003年   
5.寄川条路著『構築と解体』合評会コメンテーター
小島優子
ヘーゲル研究会   2004年   
6.ヘーゲルの「想起」について
小島優子
日本ヘーゲル学会   2005年   
7.【クロス討論『精神現象学』における対話の意味】提題題目: ヘーゲル『精神現象学』における言葉の意義について
小島優子
日本ヘーゲル学会   2008年6月   
8.ヘーゲル『精神現象学』における「想起」と言葉について
小島優子
上智大学哲学会   2008年7月   
9.ヘーゲルと「美しい魂」に関する考察――『精神現象学』を中心に
小島優子
ヘーゲル論理学研究会   2008年9月   
10.小島優子著『ヘーゲル 精神の深さ』合評会
小島 優子
日本ヘーゲル学会   2012年12月   
11.【男女共同参画・若手研究者支援ワーキンググループ ワークショップ 「哲学とミソジニー」】哲学とミソジニーの構造
小島 優子
日本哲学会   2013年5月   
12.【ワークショップ「哲学とミソジニー ふたたび」】「女性であること」と知の営み
小島 優子
日本大学 人文科学研究所ワークショップ   2013年6月   
13.「生命倫理学」
小島 優子
高知県立大学大学院   2014年7月   
14.【主題別討議 「ヘーゲルと現代」】『精神現象学』における行為論について
小島 優子
日本倫理学会   2014年10月   
15.【ワークショップ「ヘーゲル講義録研究――今後のヘーゲル研究の課題と展望」】
小島 優子
日本ヘーゲル学会   2016年   
16.ヘーゲルにおける犯罪と贖い―『キリスト教の精神とその運命』を中心に― [招待有り]
小島 優子
京都ヘーゲル読書会   2016年   
17.日本哲学会における男女共同参画の取組
小島 優子
西日本哲学会   2016年12月   
18."Philosophie und Misogynie"
小島 優子
Geschlechterforschung und Geschichte der Philosophie”   2017年   
19.ヘーゲルにおける贖いの思想
小島 優子
立命館大学哲学会   2017年   
20..【シンポジウム ヘーゲルとフェミニズム】ヘーゲルにおける性差について――『精神現象学』と『法哲学』を中心に
小島 優子
日本ヘーゲル学会   2018年12月   

競争的資金等の研究課題

 
科学研究費基盤(C): 
研究期間: 2015年4月 - 2018年3月    代表者: 小島 優子
(1)ヘーゲルの『キリスト教の精神とその運命』における、「犯罪」と「贖い」の関係について、≪行動≫と≪言葉≫の構造を通じて解明する。
(2) 自己意識が自分の≪行動≫したことを≪言葉≫を用いて反省することによって、≪行動≫と≪言葉≫を結びつける精神のダイナミズムが、ヘーゲル哲学の中で果たす役割を理論づける。
(3)行動と言葉とが密接に関連しているヘーゲル哲学の中で、言語行為論的意味合いが持つ現代的な意義を見定める。このことによって、現代におけるヘーゲル哲学の意義を探り出す。
科学研究費基盤(B)研究分担者
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 和泉ちえ
科学研究費基盤(B)(研究協力者2014、研究分担者2015~)
研究期間: 2014年3月 - 2018年3月    代表者: 石川伊織
ヘーゲル『美学講義』(1823)の翻訳を担当。
ヘーゲル世界史哲学にオリエント世界像を結ばせた文化接触資料とその世界像の反歴史性
科学研究費基盤(B)(研究協力者2011)
研究期間: 2011年       代表者: 神山伸弘
フリードリヒ・シュレーゲル「インドの言語と叡智について」の翻訳を担当。
ヘーゲル哲学における愛と家族に関する研究
東京女子大学女性学研究所: 「秋枝蕭子研究奨励金」(女性研究者支援部門)
研究期間: 2014年8月 - 2015年3月    代表者: 小島 優子
ヘーゲル哲学は、従来家父長制の立場にあるとして批判されている。例えば、『法哲学』(1820年)では、女性は「受動的・主観的」、「恭順」であり、「優雅な性質」を持ち、「植物」とされる。対して男性は「対外関係においてたくましく活躍するもの」とされ、「国家や学問に関わる」ものであり、「動物」とされる。女性は偶然的な意見や愛着に従って行動するために、「女性が政治の頂点に立つとすれば、国家は危険に陥る」とされてきた。それに対して、本研究では『精神現象学』(1807年)の中で、女性は弁証法的運動性の中...
ヘーゲルとフェミニズム
東京女子大学女性学研究所: 「青山なを研究奨励金」
研究期間: 2005年4月 - 2007年3月    代表者: 小島優子
ボーヴォワールは、ヘーゲルの弁証法の中で奴隷が主人に依存している関係を、女性が男性に依存している関係になぞらえる。ボーヴォワールによるヘーゲル理解は、フェミニズムの課題を解くために、良き教師ヘーゲルの弁証法論理を応用する立場である。ボーヴォワールは、ヘーゲルの主人と奴隷の弁証法のうちに男性による女性支配の解決策を見出すことができなかった。この問題の解消は、むしろヘーゲルの『精神現象学』、「Ⅵ 精神」章、「A 真実な精神 人倫」節の中でのアンティゴネの行動によってなされることができる。

担当経験のある科目

 
 

Works

 
1. (単著)「若者が活躍できる社会を実現するために――哲学は何ができるか」『政経かながわ』(神奈川政経懇話会)神奈川新聞社、No.1745、4-5頁
小島 優子   2007年3月
2.(単著)「ヘーゲルとフェミニズムの関係」(青山なを研究奨励金成果報告)『女性学研究所年報』(東京女子大学女性学研究所)第17号、20-21頁
小島 優子   2007年3月
3.(単著)「「さまよえる世代」に新たな就職枠が必要」『政経かながわ』(神奈川政経懇話会)、神奈川新聞社、No.1751、4-5頁
小島 優子   2007年5月
島田 潔、小島 優子、筒井 裕   2007年12月
【調査期間】2007年12月3日~4日
【調査地】秩父神社とその氏子区域、秩父まつり会館、秩父市立図書館
(平成19年度文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業)
小島 優子   2008年2月
(平成19年度文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業)

その他

 
2008年3月
【特定質問者(ドイツ語)】
クラウス・フィーベーク氏(イエナ大学)講演会、於法政大学
Das Bestimmende der Bilder –Hegel philosophische Konzeption von Einbildungskraft
2009年4月
【特定質問者(ドイツ語)】
エルケ・ハーン 氏講演会、於駒澤大学
Sein und Freiheit-Hegels dialektische Identitaet und Schellings philosophische Faktizitaet.
2010年3月
【特定質問者(ドイツ語)】
クリストフ・ヤメ氏講演会、於駒澤大学
「ヘーゲルの青年期論集における個体性の概念」

社会貢献活動

 
【取材協力】  東日新聞  2006年9月12日
【講師】  海老名欅ロータリークラブ 第598例会卓話  2008年6月19日
【講師】  東京医科歯科大学 女性研究者支援室  第5回性差医学・医療セミナー  2010年1月21日
(平成20年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」)
【講師, 企画】  東京医科歯科大学 女性研究者支援室  男女共同参画ワークショップ   2010年10月13日
(平成20年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」)
【取材協力】  東日新聞  2012年6月26日