担当経験のある科目(授業)

2022年9月 - 現在

映像身体学特講1(※クリックでシラバス概要を表示)

立教大学

【授業の目標】
映画における様々な表現技法、とりわけ空間や身体の表現について理解を深め、映画作品に対して分析的にアプローチするための知識やスキルの習得を目指す。

【授業の内容】
当たり前のことのようだが、ほとんどの物語映画は「人間の身体」を中心に構成されている。映画特有の空間とともに描かれる身体の在りようは、美学的・歴史的・技術的な観点からみて、実に多様である。この授業では、古今東西の映画作品の画面や音を分析し、映画特有の空間や身体を生みだす様々な表現技法、およびそれらを読み解くための方法を学ぶ。

【授業計画】
1. イントロダクション
2. 運動をいかに表現するか
3. 顔とは何か
4. 視線とアクション①
5. 視線とアクション②
6. 距離と高低差①
7. 距離と高低差②
8. 音、声、画面外①
9. 音、声、画面外②
10. 連続性と断片化①
11. 連続性と断片化②
12. モノの質感
13. マテリアルと亡霊
14. 特撮からCGへ