2019年1月
学士基幹教育科目「運動と健康」の履修状況と学生の到達度評価からみた授業の評価
大阪樟蔭女子大学研究紀要
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- 巻
- 9
- 号
- 開始ページ
- 127
- 終了ページ
- 134
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- THE RESEARCH SOCIETY OF OSAKA SHOIN WOMEN'S UNIVERSITY
本研究は、学士課程科目「運動と健康」の授業内容や教材構成、具体的な進め方、展開方法など、授業全般にわたる質を点検評価し、今後の授業運営に資する知見を得ることが目的であった。その手がかりとして、教師が授業で目にする学生の授業への取組み状況であるとか、授業で行われた様々な心理テスト、体力テストのデータや実習レポートなどの情報を利用し、学生側からは、シラバスで提示された授業目標にどの程度到達できたのかを測る授業アンケートを行い、それを検討資料として利用した。結果、生涯スポーツ種目の実習そのものは、熱心に取り組んでおり評価も良好であったが、健康・スポーツ科学的な知識の実践的理解と習得に関しては学生の関心は薄く、目標到達度評価も極めて低いものとなっていた。これらの融合と両立が今後の課題である。