共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2022年3月

思春期ピア・カウンセリングがピア・カウンセラー及び受講者の親性準備性に与える影響

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)
  • 佐藤 愛
  • ,
  • 高橋 由美子
  • ,
  • 佐々木 知映

課題番号
18K10385
担当区分
研究分担者
配分額
(総額)
1,300,000円
(直接経費)
1,000,000円
(間接経費)
300,000円

本研究は、将来親となる世代である思春期への支援策の1つとして思春期ピア・カウンセリング活動の有効性を検証することを目的としている。
2018年度は研究1年目として、養成された思春期ピア・カウンセラーがピア・カウンセリング活動を行うことによって、ピア・カウンセラー自身の自尊感情、自己肯定感、親性準備性に変化があるかどうか調査することを計画した。はじめに文献検討を行い、質問紙を作成した。質問紙は自尊感情、自己肯定感、親性準備性のそれぞれを測定する項目、及び思春期ピア・カウンセラーの具体的な活動状況の内容も含めて構成した。調査は養成講座の受講前、受講直後に加えて活動後(養成講座受講の約6か月後)の3回実施した。
研究対象者は思春期ピア・カウンセラーとして活動を希望する大学生であった。研究対象者は17名であり、受講前の回答者は14名、受講後が11名、活動後が7名であった。自尊感情得点の平均点は受講前25.5点、受講後27.6点、活動後26点であった。自己肯定感得点の平均点は受講前23.6点、受講後24.6点、活動後24.3点であった。親性準備性得点のうち乳幼児への好意感情得点の平均点は受講前42点、受講後43.5点、活動後40.3点であり、育児への積極性の得点の平均点は受講前44.9点、受講後45.9点、活動後41.7点であった。いずれも受講前から受講後で点数が高くなる傾向がみられたが、活動後に低下していた。

ID情報
  • 課題番号 : 18K10385