
大村 優
オオムラ ユウ (Yu Ohmura)
更新日: 2020/09/02
基本情報
- 所属
- 北海道大学 医学(系)研究科(研究院) 講師
- 学位
-
医学博士(北海道大学)
- 研究者番号
- 80597659
- J-GLOBAL ID
- 201201076189223498
- 外部リンク
セロトニン・ドパミン神経系を中心に、モノアミン神経系が情動(不安、恐怖、うつ、喜び、衝動性など)を制御する神経メカニズムを解明しようとしています。光遺伝学(オプトジェネティクス)やDREADD、CRISPR/Cas9(ゲノム編集)、カルシウムイメージングなどの手法と動物の行動解析を組み合わせて取り組んでいます。
クラシックな神経系を先端手法で解析することで、これまでの謎が解けるはず(たぶん)、というスタンスです。特に行動解析を得意としているので、既存行動課題の改良や独自開発もしています。
いずれは上記の情動に異常をきたす精神疾患の治療法開発までつなげたいと考えているので、大まかな神経回路だけではなく、関与する受容体のサブタイプまで特定することを心がけています。受容体が分かれば脳に直接アクセスできなくても、受容体に作用する薬を飲むことである程度狙った神経回路を動かせるからです。
しかし、受容体が都合よく狙った回路だけにあるということはほとんどありませんから、狙ったところ以外にも影響-副作用-が出ます。うつ病を治そうと思ったら、不安は増加してしまった、というようなことです。研究する情動の内容が上記のように多岐にわたるのは、この副作用を回避するためでもあります。
以上の取り組みは様々な分野の知識、技術が要求されるため、私は共同研究者たちと共にこれらの問題に取り組んでいます。しかしそれ以上に、これらの取り組みには多大な労力が必要です。挑戦的な研究に一緒に取り組んでくれる熱意ある学生たちを私は待ち望んでいます。
(大学院生募集要項)
https://www.med.hokudai.ac.jp/graduate/admissions/
(所属研究室HP)
http://hokudaineuropharmacol.com/
クラシックな神経系を先端手法で解析することで、これまでの謎が解けるはず(たぶん)、というスタンスです。特に行動解析を得意としているので、既存行動課題の改良や独自開発もしています。
いずれは上記の情動に異常をきたす精神疾患の治療法開発までつなげたいと考えているので、大まかな神経回路だけではなく、関与する受容体のサブタイプまで特定することを心がけています。受容体が分かれば脳に直接アクセスできなくても、受容体に作用する薬を飲むことである程度狙った神経回路を動かせるからです。
しかし、受容体が都合よく狙った回路だけにあるということはほとんどありませんから、狙ったところ以外にも影響-副作用-が出ます。うつ病を治そうと思ったら、不安は増加してしまった、というようなことです。研究する情動の内容が上記のように多岐にわたるのは、この副作用を回避するためでもあります。
以上の取り組みは様々な分野の知識、技術が要求されるため、私は共同研究者たちと共にこれらの問題に取り組んでいます。しかしそれ以上に、これらの取り組みには多大な労力が必要です。挑戦的な研究に一緒に取り組んでくれる熱意ある学生たちを私は待ち望んでいます。
(大学院生募集要項)
https://www.med.hokudai.ac.jp/graduate/admissions/
(所属研究室HP)
http://hokudaineuropharmacol.com/
研究分野
1経歴
4-
2018年6月
-
2011年4月 - 2018年5月
-
2010年6月 - 2011年3月
-
2009年6月 - 2010年5月
学歴
4-
2005年10月 - 2009年3月
-
2005年4月 - 2005年9月
-
2003年4月 - 2005年3月
-
1999年4月 - 2003年3月
受賞
2論文
50-
Brain research 1746 146980 - 146980 2020年6月13日 査読有り
-
International journal of urology : official journal of the Japanese Urological Association 2020年6月12日 査読有り
-
Behavioural brain research 379 112394 - 112394 2020年2月3日 査読有り
-
Journal of pharmacological sciences 141(3) 127 - 130 2019年11月 査読有り
-
Brain research 1719 243 - 252 2019年9月15日 査読有り
MISC
33-
日本生物学的精神医学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 39回・47回 163 - 163 2017年9月
-
日本生物学的精神医学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 39回・47回 168 - 168 2017年9月
-
日本生物学的精神医学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 39回・47回 168 - 168 2017年9月
-
JOURNAL OF UROLOGY 195(4) E794 - E795 2016年4月
-
日本生物学的精神医学会・日本神経精神薬理学会合同年会プログラム・抄録集 37回・45回 163 - 163 2015年9月