太田悠介 (Yusuke Ota) - マイポータル

基本情報

所属: 神戸市外国語大学総合文化コース准教授

学位: 博士（学術）(東京外国語大学)
博士（哲学）(パリ第８大学)

J-GLOBAL ID: 201801004696073094
researchmap会員ID: B000290465

研究分野

人文・社会 / 思想史 / フランス思想

経歴

2018年4月 - 現在

神戸市外国語大学, 総合文化コース, 准教授
2021年9月 - 2022年2月

神戸大学, 国際人間科学部, 非常勤講師
2017年4月 - 2018年3月

法政大学, 国際文化学部, 非常勤講師
2017年4月 - 2018年3月

一橋大学, 経済学研究科, 特任講師
2016年9月 - 2018年3月

上智大学, 外国語学部フランス語学科, 非常勤講師
2016年4月 - 2017年3月

大東文化大学, 外国語学部, 非常勤講師
2015年4月 - 2017年3月

日本学術振興会, 特別研究員PD
2015年10月 - 2016年3月

東京外国語大学, 言語文化学部・国際社会学部, 非常勤講師
2014年4月 - 2015年3月

日本学術振興会, 特別研究員DC2
2010年7月 - 2014年3月

日本学術振興会, 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム
2009年9月 - 2010年6月

フランス政府給費留学生

学歴

2006年4月 - 2015年3月

東京外国語大学大学院, 地域文化研究科, 博士後期課程
2009年9月 - 2015年2月

パリ第8大学, 博士課程, 「意味の実践と理論」コース
2004年4月 - 2006年3月

東京外国語大学大学院, 地域文化研究科, 博士前期課程
2000年4月 - 2004年3月

早稲田大学, 政治経済学部, 政治学科

論文

22

レヴィナス的政治と政治哲学を精査するーエティエンヌ・バリバールとの対比から

太田悠介

レヴィナス研究 (6) 44-54 2024年招待有り
38

インターセクショナルな反人種主義の哲学ーエティエンヌ・バリバールとフランスのスカーフ

太田悠介

研究年報（神戸市外国語大学外国学研究所） (65) 49-74 2024年
「ポスト・コロナの民主主義へーネグリ＝ハートとバリバール」

太田悠介

福音と世界 77(8) 12-17 2022年8月招待有り
「持続可能な食肉からエコロジー社会へーマリー＝モニク・ロバン『パンデミックの生産』の世界」

太田悠介

現代思想 50(7) 194-206 2022年6月招待有り
「歐洲作為一個消失的中介：艾提安‧巴利巴爾（Etienne Balibar）哲學的勇氣」

太田悠介

文化研究季刊 159 2017年9月招待有り
「共同体への情念―『フランスという坩堝』が描く移民の第二世代」

太田悠介

現代思想 43(20) 208-217 2015年12月招待有り
「矛盾と暴力―エティエンヌ・バリバールの政治哲学序説」

太田悠介

社会思想史研究 (37) 131-151 2013年9月査読有り
「大衆の情念のゆくえ―アントニオ・ネグリとエティエンヌ・バリバールのスピノザ論」

太田悠介

現代思想 41(9) 144-155 2013年7月招待有り
「階級から大衆へ―エティエンヌ・バリバールのイデオロギー論をめぐって」

太田悠介

クァドランテ (15) 209-222 2013年3月査読有り
« Les trois variations de la philosophie politique des masses: Rancière, Laclau et Balibar »

太田悠介

Cahier multiculturel de la Maison du Japon (4) 48-57 2012年招待有り
「「大衆の恐怖」の擁護のために―エティエンヌ・バリバールの政治哲学におけるスピノザの契機」

太田悠介

言語・地域文化研究 (16) 233-255 2010年3月査読有り
「エティエンヌ・バリバールの脱植民地化論―「国民社会国家」批判の一理路」

太田悠介

言語・地域文化研究 (15) 111-134 2009年3月査読有り

MISC

12

「〇〇さんの本棚」選書とコメント（KIITO×神戸市立三宮図書館）

太田悠介

https://kiito.jp/schedule/project/articles/62997/ 2025年5月招待有り
（翻訳）「ムスリム男性部局での社会療法ー方法論的困難さ」

フランツ・ファノン, ジャック・アズレー

思想（特集フランツ・ファノン生誕100年） (1210) 57-77 2025年1月招待有り
（書評）西谷修『ロジェ・カイヨワ戦争論』（NHK出版、2024年）

太田悠介

図書新聞 (3670) 2025年1月
14

レイシズムとボーダーをめぐるディスカッション

鵜飼哲, 梁英聖, 北川眞也, 太田悠介

研究年報（神戸市外国語大学外国学研究所） (65) 75-102 2024年12月
（書評）竹沢泰子、ジャン＝フレデリック・ショブ編『人種主義と反人種主義―越境と転換』（京都大学学術出版会、2022年）

太田悠介

女性とジェンダーの歴史 11 75-77 2024年2月招待有り
「郊外暴動の先へ」（連載「政治のオルタナティブを求めて」第6回）

太田悠介

ふらんす 98(9) 68-69 2023年9月招待有り
「『人種』なき時代の人種主義」（連載「政治のオルタナティブを求めて」第5回）

太田悠介

ふらんす 98(8) 68-69 2023年8月招待有り
「インターセクショナリティ」（連載「政治のオルタナティブを求めて」第4回）

太田悠介

ふらんす 98(7) 68-69 2023年7月招待有り
「ブラック・ライヴズ・マターと共和国」（連載「政治のオルタナティブを求めて」第3回）

太田悠介

ふらんす 98(6) 68-69 2023年6月招待有り
「食肉の未来」（連載「政治のオルタナティブを求めて」第2回）

太田悠介

ふらんす 98(5) 68-69 2023年5月招待有り
「生物多様性と人間」（連載「政治のオルタナティブを求めて」第1回）

太田悠介

ふらんす 98(4) 78-79 2023年4月招待有り
（書評）エマヌエーレ・コッチャ『メタモルフォーゼの哲学』（勁草書房、2022年）

太田悠介

週刊読書人 2023年3月3日招待有り
11

「人種主義を乗り越えることはできるかーエティエンヌ・バリバールとイマニュエル・ウォーラーステインの対話」

エティエンヌ・バリバール, イマニュエル・ウォーラーステイン, 聞き手:マニュエラ・ボヤディエフ, 翻訳・解題:太田悠介, 中山智香子

神戸外大論叢 73(1) 69-100 2021年4月査読有り
資本主義と人種主義――『人種・国民・階級』から 30 年

太田悠介

社会思想史学会第43回大会セッション報告書 2019年3月
（翻訳）「社会における歴史の役割」

ジェラール・ノワリエル

日仏文化 (87) 39-49 2018年3月招待有り
「しなやかな笑いが個をつなぐ」（ジェラール・ノワリエル『ショコラ』書評）

太田悠介

図書新聞 (3302) 2017年5月
「フランス移民問題の再審ーG・ノワリエル『フランスという坩堝』が映し出す未来」

太田悠介

社会思想史学会第40回大会セッション報告書 2016年1月
「ポピュリズムと「人民」のかたち」

太田悠介

現代思想 41(2) 246 2013年2月招待有り

書籍等出版物

『ブラック・ライヴズ・マターから学ぶーアメリカからグローバル世界へ』

武内進一, 中山智香子編 (担当:分担執筆, 範囲:「ポストコロニアル時代フランスの人種主義と反人種主義ーエティエンヌ・バリバールを手がかりに」320-343頁)

東京外国語大学出版会 2022年3月
『民主主義の発明―全体主義の限界』

クロード・ルフォール (担当:共訳, 範囲:第3章「スターリンとスターリン主義」75-100頁、第5章「身体のイメージ」135-154頁、第8章「ハンガリーの蜂起」175-219頁)

勁草書房 2017年1月
『フランスというるつぼ―19世紀から20世紀の移民史』

ジェラール・ノワリエル (担当:共訳, 範囲:第3章「根こぎにされた人びと」147-222頁、第4章「フランスよ、おまえは私の根を傷つけた」223-286頁)

法政大学出版局 2015年9月
Kultur im Spiegel der Wissenschaften

Wolfgang Schneider, Takashi Narita(di (担当:分担執筆, 範囲:« La Philosophie politique chez Étienne Balibar », pp. 255-262)

Iudicium 2014年
『北京のアダム・スミス―21世紀の諸系譜』

ジョバンニ・アリギ (担当:共訳, 範囲:第6章「ヘゲモニーの危機」212−244頁)

作品社 2011年4月
『民主主義は、いま？―不可能な問いへの8つの思想的介入』

ジョルジョ・アガンベンほか (担当:共訳, 範囲:第1章「民主主義概念に関する巻頭言」9-15頁、第7章「民主主義、売出し中」151-180頁)

以文社 2011年2月

講演・口頭発表等

マヌエラ・ボヤジエフ「2015年以降のドイツの移民政治ー批判的考察」についてのコメント・質問

マヌエラ・ボヤジエフ, 太田悠介

神戸大学国際文化研究推進インスティテュート主催セミナー 2025年11月6日招待有り
月の終わり、世界の終わりーフランス現代思想とエコロジー

太田悠介

神戸市立三宮図書館「三宮図書館で識る」講演会 2024年11月30日招待有り
インターセクショナルな反人種主義の哲学ーエティエンヌ・バリバールとフランスのスカーフ

太田悠介

桃山学院大学共同研究「異文化共生に関する越境的研究」研究会 2024年10月5日招待有り
AIと私たちは「共生」できるか? ー労働を手がかりに

太田悠介

神戸市外国語大学「AI共生フォーラム」第2回 2024年5月15日招待有り
L'intersectionnalité et la philosophie d'Étienne Balibar. Réflexion sur les femmes minoritaires en France et au Japon

Yusuke Ota

Cycle de séminaires, Axe "Décentrements", Université Orléans 2024年3月21日招待有り
「フランスのスカーフとインターセクショナルな反人種主義––––エティエンヌ・バリバールの境界論に寄せて」

太田悠介

社会思想史学会第48回大会セッションC「ボーダーとレイシズムを考えるために」 2023年10月28日
「松葉類氏と渡名喜庸哲氏の提題についてのコメントと質問ーポスト・マルクス主義の立場から」

太田悠介

レヴィナス協会第6回大会シンポジウム「レヴィナスと政治」 2023年9月16日招待有り
インターセクショナルな哲学は可能かーエティエンヌ・バリバールとフランスのスカーフ

太田悠介

海浜歴史社会学研究会 2023年2月17日招待有り
「生物多様性とエコロジー社会ーフランスから考える」

太田悠介

こうべ生涯学習カレッジ 2022年10月5日招待有り
反人種主義のフランス思想ーエティエンヌ・バリバール

太田悠介

東京外国語大学「Black Lives Matter運動から学ぶこと」連続セミナー第3回「社会の中の分断と融和」 2020年12月23日招待有り
「エティエンヌ・バリバールと政治―人種主義の分析から移民社会の共同性へ」

太田悠介

社会思想史学会第43回大会セッションI「資本主義と人種主義―『人種・国民・階級』から 30 年」 2018年10月28日
「民主主義を未完成するークロード・ルフォール『民主主義の発明』の現代性」

太田悠介

全体主義と民主主義ークロード・ルフォール『民主主義の発明ー全体主義の限界』邦訳出版記念シンポジウム 2017年7月8日
« Quelques mots sur la conférence de Monsieur Gérard Noiriel: La nation vue par les historiens français (XIXe-XXe siècles) »

太田悠介

日仏会館人文社会系セミナー 2017年6月15日招待有り
「エティエンヌ・バリバールと『消滅する媒介者』としてのヨーロッパ」

太田悠介

日本フランス語フランス文学会2017年度春季大会 2017年6月3日
« Europe as a vanishing mediator. Courage of Etienne Balibar’s Philosophy »

太田悠介

Young Scholars’ Forum. Critical Theories and Local Societies: How do philosophy, theories and concepts travel ?, National Chiao Tung University (Taiwan) 2016年7月4日招待有り
「共同体への情念―『フランスという坩堝』が描く移民第二世代」

太田悠介

中央大学人文科学研究所公開研究会 2016年2月6日招待有り
「共同体への情念―G・ノワリエルと移民の後裔たち」

太田悠介

社会思想史学会第40回大会 2015年11月7日
「「共同体」論の奇妙な系譜―カール・シュミットからエティエンヌ・バリバールへ」

太田悠介

日仏会館人文社会系若手セミナー 2015年7月5日招待有り
« La philosophie politique chez Étienne Balibar »

太田悠介

International Conference of ITP-EUROPA, Hildesheim University (Germany) 2012年11月24日招待有り
「エティエンヌ・バリバールの大衆論―マルクス主義と政治哲学の対話」

太田悠介

社会思想史学会第37回大会 2012年10月28日

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担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

エコロジーと民主主義の変容：人新世時代のフランス思想

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2024年4月 - 2028年3月

太田悠介
国際協働による戦後日本思想史の再審：歴史学と思想史の多面体を目指して

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2023年4月 - 2028年3月

山本昭宏, 東由美子, 岩崎稔, 辛島理人, 長志珠絵, 高榮蘭, 丸川哲史, 成田龍一, 黒川みどり, 太田悠介, 渡辺直紀, 戸邉秀明
脱植民地期フランスの政治主体論ーエティエンヌ・バリバールを中心に

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究 2020年4月 - 2024年3月

太田悠介
現代共同体論ーエティエンヌ・バリバールを中心とするフランス語圏思想

日本学術振興会科学研究費補助金（研究活動スタート支援） 2017年9月 - 2019年3月

太田悠介
戦後フランスにおける政治的なものと政治的主体の思想史－Ｅ・バリバールを軸として

日本学術振興会科学研究費補助金（特別研究員奨励費） 2014年4月 - 2017年3月

太田悠介

その他

フランス語教育海外スタージュ（フランシュ＝コンテ大学）

2016年8月 - 2016年8月
フランス語教育国内スタージュ（アンスティチュ・フランセ東京）

2016年3月 - 2016年3月