共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

「人生の意味」に関する分析実存主義的研究と応用倫理学への実装

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
16H03337
体系的課題番号
JP16H03337
担当区分
連携研究者
配分額
(総額)
7,410,000円
(直接経費)
5,700,000円
(間接経費)
1,710,000円

本研究課題では、近年の「人生の意味」に関する分析哲学的なアプローチについて多角的に検討し、「分析実存主義」の可能性と問題点を明らかにした。特にT.Metzが行った関連する研究の網羅的な分析と、そこからMetz自身が得た結論を批判的に検討することを通じて、この議論で用いられている主観説・客観説の区別に問題があることを再確認し、Metzの議論構成が真理条件を前提としたものであること、「有意義な生」の規定に問題があることを明らかにした。さらにBenatarの反出生主義や「死の形而上学」について検討することによって「分析実存主義」における「人生の意味」「出生」「死」の関連を明らかにした。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16H03337/16H03337seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16H03337
ID情報
  • 課題番号 : 16H03337
  • 体系的課題番号 : JP16H03337

この研究課題の成果一覧

論文

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MISC

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書籍等出版物

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  • 森岡, 正博, 蔵田, 伸雄 (担当:共編者(共編著者), 範囲:第四章「人生の意味」についての客観説と主観説79~102頁)
    春秋社 2023年12月 (ISBN: 9784393333952)

講演・口頭発表等

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