基本情報

所属
九州産業大学 芸術学部 ソーシャルデザイン学科 准教授
学位
修士(学術)(2008年3月 大阪外国語大学)

研究者番号
30980776
J-GLOBAL ID
202301006922512880
researchmap会員ID
R000052515

外部リンク

プロフィール

1983年兵庫県生まれ。2008年大阪外国語大学大学院言語文化研究科言語社会専攻(博士前期課程)修了。2017年、東京と九州の2拠点でクリエイティブディレクションを中心に行うTISSUE Inc. / 出版レーベルTISSUE PAPERSを設立。紙・Web・空間など、幅広い領域において企画・編集・ディレクションを行う。

2020年ごろより、佐賀県名尾地区において300年以上の歴史を持つ名尾手すき和紙の7代目・谷口弦、アートディレクターの金田遼平と共に、アーティスト・コレクティブKMNR™(カミナリ)を結成。伝統的な手すき和紙の技術を用いることで、新たな文脈を持ったメディウムとしての「還魂紙」を生み出し、作品制作を行う。

2023年4月より、九州産業大学 芸術学部 ソーシャルデザイン学科の准教授に着任。研究テーマは「編集的技法と思考の実践と研究」。

  

個展・グループ展

Kyushu New Art
博多阪急を舞台に、九州にゆかりある気鋭の現代美術家54組の作品を一堂に紹介するアートフェア「Kyushu New Art」からの誘いで同フェアにKMNR™として出展。会期:2021年9月16日〜20日。

KMNR™ 1st Solo Exhibition ‘TIMESCAPE’
メンバーのを務めるアートコレクティブ・KMNR™の初となる個展を村世界(代々木上原)のギャラリーにて開催。立体作品や平面作品など、約80点の新作を展示・販売した。会期:2021年11月19日〜12月4日。

KMNR™ exhibition ‘PAUSE’
ギャラリーVOILLD(東京・中目黒)にて、アートコレクティブKMNR™の2回目となる個展を開催。関守石にインスピレーションを受けて生み出された立体作品(「PAUSE」シリーズ)を中心に約100点の新作を展示・販売した。会期:2022年4月1日〜24日。

‘8’. VOILLD 8th Anniversary Exhibition
ギャラリーVOILLDが開催したグループ展「8」にKMNR™として出展。

KMNR™ exhibition ‘紙標’
ギャラリーVOILLD(東京・中目黒)にて、アートコレクティブKMNR™の3回目となる個展を開催。石を物質が長い年月をかけ積み重なりできた「時間」や「歴史」の象徴と捉え、両者を組み合わせることで、生きてきた証や過去の思い出を可視化。立ち返れるものとして制作した一連の作品群を展示・販売した。会期:2023年9月16日〜10月8日。

 

主な業績

縄文オープンソースプロジェクト
2018年12月より、新潟県長岡市からの依頼で、「火焔土器を用いたシティプロモーション企画」を提案。具体的には、同市がデータを有する火焔土器の3Dデータをオープンソース化することで、縄文文化財を新たなクリエイティブの種とするプロジェクト「縄文オープンソースプロジェクトを立ち上げる。監修に小林達雄氏(國學院大学名誉教授)とドミニク・チェン氏(早稲田大学文学学術院准教授/NPOコモンスフィア理事)を迎え、①オープンソース化した3Dデータを利用者がDLできるまでの仕組み構築、②権利者との交渉、③取り組みを紹介する冊子の制作、④トークイベントおよびワークショップの開催、を順次実施。火焔土器3Dデータの公開後は、複数メディアに取り上げられたこともあり、Twitterを始めとしたSNS上で話題に。多くの市民が同データを利用したフィギュアやアニメーション、グッズを作成したことが垣間見え、初の試みに対して一定の評価を得ることができた。令和2年10月には、21_21 DESIGN SIGHT(東京)で開催された展覧会「トランスレーションズ展 – 『わかりあえなさ』をわかりあおう」(*10)にて、同データを利用した作家(Takram、noiz architects、市原えつこ)による作品も展示され、3Dデータ利用のさらなる広がりを感じることができた。

長崎アートプロジェクト
2019年12月、長崎市が10年余りに渡って展開する「長崎アートプロジェクト」の2020年度キュレーターに就任。長崎市の南端・野母崎地区を舞台に、テーマを「エイジング(歳や時間を重ねること)」、プロジェクトタイトルを「じかんのちそう」とすることで長崎市と合意。歳を重ねることで見えてくる風景や失敗の共有、後世への継承など、この場所の将来における在り方を考えるためのプロジェクトと位置づけ、コンセプトメイキングやテーマ設定、アーティストの選定を進める。

沖縄県立芸大「地域芸能と歩む」
前々年度より編集者として関わっていた「今を生きる人々と育む地域芸能の未来─『保存』から『持続可能性』への転換を志向する場の形成と人材育成」(令和3年度 文化庁大学における文化芸術推進事業に採択)の集大成となる令和3年度版事業報告書の編集を担当。さらに本年は、地域での文化実践にたずさわる多種多様なフィールドや専門性を持つフェローが、自らの実践から得た経験や知見を共有しながら、地域における文化実践の意味、活動の課題や今後の可能性について議論することを目的としたゼミナール「『接触領域』として地域を考える」(全8回)を実施し、そのファシリテーターも務めた。

BEPPU* Local Paragraphs
2019〜2020年度にかけ、別府市と株式会社ビームスが取り組む地域協創プロジェクトにディレクターとして参画したのを機に、別府市内の大学に通う学生たちとともに、この時代に、この地域がもつ文化リソースとその発展可能性を考えていく教育プログラム「BEPPU* Local Paragraphs」を立ち上げ、令和2年の夏より始動。著者を含む3名のゲスト編集者がそれぞれ7-8名程度の学生たちとグループをつくり、「越境すること」をメインテーマに、「パブリック」「ナラティブ」「ラーニング」という3つの異なる切り口から、リサーチ/ワークショップを定期的に実施。その後、ゼミ形式でコンテンツ制作を行い、集大成として『BEPPU* Local Paragraphs 2020-2021』という一冊の冊子にまとめた。2年目となるPodcast番組を制作に。書類選考を通過した学生9名と、番組のコンセプトメイキングからコンテンツ企画、取材依頼やインタビュー、録音までを自分たちで行い、全10エピソードのPodcast番組「浴場的文化混交トークラジオ 聴き湯!」の配信を行った。また、その活動については「壁新聞」のフォーマットにまとめ、市内各所に掲示。広報の一環として活用した。

『花椿』
資生堂が企業広報誌『花椿』の大幅リニューアルを行うことになり、外部の編集アドバイザーとして参画。新たに立ち上げるウェブ版と雑誌版、両方について資生堂内のアートディレクターや編集者と協議を重ねつつ、新たな花椿の指針や編集方針、デザインテイストなどを検討。特集や連載の企画、およびアドバイザー業務を担う。2016年12月には、新創刊0号となる『花椿(2016 #814)』を発行。全体の編集ディレクションを担当。同誌で第58回全国カタログ展経済産業省商務情報政策局長賞を受賞

『WHOLE MCUBSR CATALOG』
2016年12月、三菱商事ユービーエスリアルティ株式会社(MCUBSR)からの依頼で同社の記念誌を制作。全体の編集ディレクションを担当。同誌で第51回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞を受賞

DAILY MAMEZARA CALENDAR from SAGA
2017年12月、佐賀県からの受託で、一日に1トピックずつ、人・歴史・食・伝統といった地域資源についての絵と説明文を入れ込んだ日めくりカレンダーを制作。佐賀が有する唯一無二の窯業文化を内外にアピールすべく、絵は焼き物に絵付けを行う作家や窯元に依頼。365種類のオリジナル豆皿をつくり、カレンダー用の絵として使用した。企画・プロデュース・編集ディレクションを担当。同カレンダーで2018年度グッドデザイン賞を受賞

世田谷文学館「植草甚一スクラップ・ブック」展
世田谷文学館の開館20周年記念展示となる「植草甚一スクラップ・ブック」展にて、広報物全般のクリエイティブディレクションと展示・イベントのディレクションを担当。植草甚一の生前のメモを参考に、彼が夢想していた古本屋「三歩屋」を展示会場内に出現させた。会期:2015年4月25日~7月5日。

YCAM Studio D
2018年YCAM(山口情報芸術センター)が新たに生み出した、食にまつわるさまざまな情報を食べること通じて学ぶ場「スタジオD」がオープン。利用者自身がハンバーガーに挟む食材を選び、自分なりのハンバーガーを考え、食べ比べる「カスタムハンバーガーワークショップ」や、野菜、果物、調味料、スパイスなど100 種類の粉末から、フライドポテトのトッピングパウダーを組み合わせ、新しい味覚を探求する「フードパウダーミュージアム」などが設けられた。TISSUE Inc.はその共同開発者として、メニューの開発や店舗運用を担当。 

『TOmagazine』
毎号、東京都23区のうち特定の区に焦点を当てるハイパーローカルなカルチャーガイド『TOmagazine』の全体統括と誌面の編集・執筆などを担当。


主要な研究キーワード

  6

論文

  1

MISC

  6

書籍等出版物

  7

講演・口頭発表等

  4

担当経験のある科目(授業)

  4

所属学協会

  1

メディア報道

  29