2013年4月 - 2016年3月
近世朝廷財政の総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
江戸時代の天皇・朝廷が財政面でいかにして成り立っていたのかを、おもに18世紀以降を対象に明らかにした。より具体的にいえば、御所の代表格である禁裏御所を対象にして、最大の収入であった江戸幕府からの財政保証や支援のあり様とその変遷を究明した。その際、保証や支援をそれ単独のものとして扱うのではなく、18世紀以降、幕政の中心的な課題のひとつとなった(幕府)財政政策の中に位置づけた。また、朝廷と御用達の関係についても究明した。
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- 課題番号 : 25770232
- 体系的課題番号 : JP25770232